フードスタイリストが伝授！ 思わず噛りつきたくなるドラマ飯の作り方

映画やテレビ、CMに登場する「ごはん」って、どうしてあんなに美味しそうなんだろう？とよく思います。例えば、2009年と2011年に放送されていたTBSドラマ「深夜食堂」のポテトサラダや、映画「かもめ食堂」のシナモンロール、キューピーマヨネーズのCMなど。思い出しただけでも、お腹が空いてきます（笑）。

じつは、この美味しそうなお料理を手がけているのが、フードスタイリストの飯島奈美さんです。

飯島さんは、映画の料理制作をする際に、映画の中で料理を作る登場人物の性別や性格、出身地、季節や場所、シチュエーションなどを考えて提案するそう。だから、飯島さんのつくる料理たちは、ストーリーにぴったりで印象に残るんですね。

もちろん、料理本も数多く出されている飯島さん。いままで世に出てる彼女のレシピのなかから、すぐに真似できそうなものをご紹介します。

毎回違う人物にスポットをあて、人生のストーリーに沿った、素朴であたたかい料理が登場する「深夜食堂」のポテトサラダです。ドラマを見た翌日には、そのメニューを食卓に並べたものです。

ポテトサラダをおいしくするポイントとは？

・じゃがいもは皮ごとゆで、熱いうちに皮をむくこと。
こうすることで、じゃがいもの甘みと旨みが逃げずにおいしくなります。
・タマネギを加えるのは、じゃがいもが熱いうちに
・マヨネーズは、じゃがいもが冷めてから

この他にも、映画「かもめ食堂」のシナモンロールのレシピも収録した書籍「シネマ食堂」も注目です。こちらは、映画で紹介されたレシピが紹介されているので、お家であのスクリーンのメニューをいただけるというもの！　今度は、こちらにチャレンジしてみようと思います。

[深夜食堂,第四話「ポテトサラダ」]

text by 石川裕子

ハワイ島の写真教室「三日月写真教室」、ウェディング＆記念撮影「三日月カメラ」代表。大手新聞社にて写真記者として勤務後、ハワイ島へ。ハワイ州マッサージ・セラピスト・ライセンスを取得。猫とウクレレをこよなく愛し、夜な夜なサザンを弾き語っています。
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