• このエントリーをはてなブックマークに追加
すきま時間で作る「切って煮るだけ」お手軽温活レシピ4つ
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

すきま時間で作る「切って煮るだけ」お手軽温活レシピ4つ

2017-02-02 22:00
    あったかいスープやほかほかの煮込み料理は寒い季節の何よりのごちそうですね。火を使うことで部屋の中があたたまるという効果もあり、暇を見つけては冷蔵庫の食材をごそごそとかき集め、ことことお鍋をかけるのがこの時期の習慣です。 すきま時間を見つけて簡単お鍋

    「煮込み料理」というと、手間ひまをかけたお料理を作っているように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。出かける支度をする前、掃除をしている時間やご飯を食べている時間など、ちょっとしたすきまの時間を狙って作るのです。もちろん手間をかけるものもありますが、基本的には簡単でも素材がいい味を出してくれるのが煮込み料理。今回は、材料を切って煮込むだけのとっても簡単なレシピを4つご紹介したいと思います。

    まずは、本当に切って煮るだけのとってもシンプルレシピから。野菜がごろごろ入っていることからなんとなく「北海道スープ」と呼んでいます。

    たっぷり野菜がうれしい「北海道スープ」

    <材料>

    シャウエッセンなどのソーセージ 1袋

    玉ねぎ 中1個

    キャベツ 中1個

    じゃがいも 中1個

    人参 中1本

    にんにく 1片

    固形コンソメの素1/2個

    <作り方>

    キャベツは丸ごと大きく1/4に切り、他の材料もかなり大きめにザックリと切ります。

    材料をすべて鍋の中に入れてたっぷりの水を注ぎ、ローリエを1枚入れて火にかけます。

    煮立ったら灰汁をすくいコンソメの素を加え、蓋をして弱めの中火で煮込みます。煮汁が少なくなったらときどき水を足し、30分ほど煮ればできあがり。塩気が足りないなと思う人は、お好みで塩こしょうを加えてください。

    上記が基本のレシピですが、かぶやブロッコリーなど、冷蔵庫の中に余っている野菜があればぜひ加えてください。ソーセージを除き、残ったスープはそのままおいしい出汁の野菜スープとなるので、シチューやカレーなどの料理に使ったり、ミキサーにかけてポタージュスープにしたり、とアレンジもたくさん。大きなお鍋で多めに作って一週間で使いきるというのもありです。

    次は、即席の簡単サムゲタン風スープ。コラーゲンも豊富で女性にはうれしいスープですが、これも鶏肉さえあれば家にあるもので簡単に作ることができます。

    コラーゲンたっぷり「サムゲタン風スープ」

    <材料>

    鶏肉 もも肉大1枚(丸ごとでも、手羽でも部位はお好みでOK)

    玉ねぎ 中1個

    干ししいたけ(スライスしたもの。丸ごとの場合は途中で取り出して食べやすい大きさに切ること)適量

    昆布 10cmくらい

    にんにく 数片(お好みで)

    しょうが 1片

    長ネギの青い部分

    お米 半合(もち米があればそちらを)

    くこの実 大さじ1

    <作り方>

    鶏肉は塩を振ってしばらく置き、余分な水分を除いてから半分に(こうすると余計な水分が抜け、肉が格段においしくなります。時間がなければ省いてしまってもOK)。

    鍋にたっぷりの水を入れ、干ししたけと昆布を入れておきます。

    玉ねぎは1/2に切ります。くこの実を除いたすべての材料(米は洗っておく)を鍋に入れ火にかけます。

    沸騰したら灰汁をすくい、蓋をしてごく弱火で煮ます。ときどき灰汁をすくい、水が少なくなれば足しながら煮てください。途中で青ネギの葉としょうがは取り出します。面倒くさい人は、刻んで入れておけばそのままでもOKです。

    全体にくったりと煮えてきたらくこの実を加え、お好みで塩で味付けします。30分ほどでも食べられますが、1時間くらい煮込んだほうが美味。もしもなつめがあれば、そちらもぜひ最初から加えて煮てください。

    切って煮るにもうひと手間、さっと炒めるをプラスして、ワインにぴったりな簡単煮込みはいかがですか?

    お酒を片手に食べたい「鶏肉とオリーブの白ワイン煮」

    <材料>

    鶏肉 もも肉1枚

    玉ねぎ 中1個

    じゃがいも 中1個

    人参 小1個

    オリーブ カップ1(お好みで調節してください。種なしのほうが食べやすくいのでおすすめ)

    にんにく 数片

    ローリエ 1枚

    白ワイン 適量

    <作り方>

    鶏肉に塩をふり約30分置いておきます(時間があれば)。

    キッチンペーパーで余計な水分を拭き取り一口大に。にんにくは包丁で潰してみじん切り。玉ねぎはざく切り、じゃがいもと人参もそれぞれ好みの大きさにざっくりと切ります。

    厚手の鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくを加え香りを出します。皮のほうを下にして鶏肉を入れ表面が焼けたら、玉ねぎ、じゃがいも、人参、オリーブを加えてさっと炒め、具が八分目ほどかぶるくらいの白ワインを注ぎ、ローリエを加え中火で煮立たせます。

    煮立ったら灰汁をすくい、蓋をし、今度は弱火で煮込みます。煮汁がなくなったら、お好みで軽く塩こしょうをふりできあがり。オリーブの塩気がけっこう効いているので、あまり塩を入れすぎないように注意してください。

    もうひとつ。「切って煮る」に「重ねる」をプラスしただけの、こちらもとっても簡単料理。

    シンプルだからアレンジの楽しい「白菜と豚肉の重ね煮」

    <材料>

    豚薄切り肉 200g

    白菜 1/4

    <作り方>

    白菜を一枚一枚ばらばらにし、鍋の中にもとの形に戻すような順番で白菜→豚肉→白菜→豚肉→白菜の順に重ねます。

    酒を多めにふり蓋をして蒸し煮にします。酒の水分が少なくなってきたら、たっぷりと具がかぶるくらいの水を入れ、蓋をして弱火で煮込んでいきます。

    スープとして食べたい場合は水分がたっぷりある状態で仕上げたいので、適度に水を足してください。味付けはなにもしなくても白菜の甘みと豚肉の出汁がでてじゅうぶんですが、お好みでコンソメを少量加えたり、塩こしょうで整えても。また、スープとしてではなく、ある程度水分を飛ばしてしまい、ポン酢でいただいてもおいしくいただけます。

    寒い日にキッチンでコトコトと煮込み料理を作ると、それだけで部屋の中もあたたまり一石二鳥。石油ストーブがある人はストーブの上に鍋をかけるのも、冬ならではの楽しいお料理の仕方ですね。

    image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2017/02/060145nabe.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。