これは、ひと言に尽きるのですが……自分に正直に生きましょう、ということです。それでは説明していきます。下記のようなことをしていたら、ちょっとやめてみましょう。
1.親や目上の人が喜ぶからやる
これは、子どもの頃に、親や目上の人に褒められることで、自分には価値がある! と思う方程式ができあがっている人に多いです。
ですので、自分が本当に好きなことをするよりも、「人が好む自分を演じる」という習慣になっています。人が好む自分を演じている限り、自分に正直に生きることはできません。人が好む自分ではなく、自分が好む自分にシフトしていきましょう。
2.人に嫌われたくないから断らない
これは、1ととても似ています。人に好かれることで、自分には価値がある! と感じる方程式をもっている人です。
逆に言うと、人に嫌われたら、自分は価値のない人間になってしまうという恐怖心をもっています。よって、自分が好きなことより、人が好きなことを優先してしまうのです。これでは、やはり、自分に正直に生きることはできません。ちなみに、自分の価値は誰かに左右されるものではありません。
3.好きというわけじゃないけど、メリットがあるからやる
損得勘定で物事を選択していくと、本当の自分でいることはできません。どっちかというと、お金に操られている自分になっています。自分の心よりも、お金の方が優先順位が上になっているのです。
こうやってみていくと、自分の好きなことは、いつも二の次、三の次となっていきます。そうすると麻痺してきて、自分が本当に好きなことを見失ってしまうのです。
好きなことは、人それぞれ、多種多様です。自分の何気ない好きを否定しないでください。ただ、ゲームをしていることが好きな人。ただ、ソフトクリームが好きな人。ただ、眠ることが好きな人。ただ……なんとなく……だけど好き!!! この感覚こそが一番大事です。
ときたま、小さいときに親に怒られたり、遊ぶことは悪いことだ! という先入観があったりなどで、自分の好きなことに罪悪感をもっている人がいます。罪悪感は手放しましょう。
この世界のスペシャリストたちは、自分のただ、なんとなく好きを極めた人達が多いのですから。あなたは、ただ……何が好きですか?
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