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自分が歩んできた過去があればこそ、現在がある。そして現在の延長線上に未来が待ち受けている。しかし、過去とは、もう過ぎてしまったもの。未来とは、まだ来てもいない時間です。明日が来るかどうかは実はわかりません。
自分にとっていちばん大切なことがはっきりと見えていないときは、人はつい過去を振り返ったり、未来に心を逃がそうとします。
自分の人生で大切にすべきこと。自分にとっていちばん大切なもの。それらはすべて「今」という時間の中にこそ宿っているのです。
「今」から目を逸らしたり、「今」に手を脱いたりしていれば、自分にとって大切なものが見えるはずがありません。
曹洞宗 徳雄山 建功寺の住職・枡野俊明さんによる著書「人生でいちばん大切なこと」。読むと心がすっと軽くなる、そして気持ちがきゅっと引き締まるこの本から、一日一言をお届けします。
【出典】
「人生でいちばん大切なこと 死ぬとき後悔しないために」
枡野俊明
(廣済堂出版)
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