アマゾン川流域の環境保護マインドで誕生した、グッチのレザーバッグ

世界の熱帯雨林の4分の1を占めるともいわれていたアマゾンは、数十年に及ぶ乱開発によって、その豊かな自然を失い続けています。

このような環境破壊にさらされている世界の森林保護に努め、企業製品やサービスのサステナビリティをサポートするために世界では様々な活動が行なわれています。

たとえば、「Rainforest Alliance（レインフォレスト・アライアンス）」という団体が立ち上げられたり、エコな生活を心がける一環として、リヴィア・ファースが提唱する「レッドカーペット・イベントにサステナブルなドレスを」というコンセプトの「グリーンカーペット・チャレンジ」がはじまったりと、海外のセレブや活動家達を中心に環境保護への活動はその裾野を広げています。

そして、その流れはハイブランドにまで！ レインフォレスト・アライアンスから認定された、アマゾン川流域にある牧場のレザーを使ったファッションアイテムをつくろうと立ち上がったのが、グッチ。リヴィアとコラボレーションして「Gucci for the Green Carpet Challenge」ハンドバッグコレクションを誕生させました（2013年2月より発売中）。このシリーズにはレザーの原産地が記されたパスポートと「GCC」のロゴマーク（画像左）が付くという、グッチコレクターにうれしいサービスもついています。

動物保護の観点から非難を浴びることが多いレザー商品ですが、環境破壊に加担しない商品をつくることで、エシカル派のグッチファンも心から楽しめるバッグになっています。ファッションを楽しみたい気持ちと、環境保護の気持ちが両立できるアクションがこれからもどんどん増えていきますように！

［Rainforest Alliance,Gucci for the Green Carpet Challenge/GUCCI］

（Ricky）

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