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3月11日 東日本大震災から2年。地震直後、東北の病院や保健所では、赤ちゃんが使う清潔な布が不足していました。
そこで、何かできないかと立ち上がったのは、日本から遠く離れたロンドンで乳幼児を育てる日本人のママ達。
イギリス人が中心となって募金を募り、東北へイギリス伝統の万能布「モスリン布」を送ったのをきっかけにスタートしたのが「ベビーモスリンプロジェクト」です。
賛同の輪は次第に大きくなり、継続的に活動は続けられてきました。
モスリン布とは?
コットン100%の平織りの布で、これを正方形にした「モスリンスクエア」はイギリスで古くから乳幼児の子育て必須道具として使われています。日本の赤ちゃん用ガーゼハンカチと比べるとかなり大きく、その分、用途がとても広いです。
赤ちゃんのお世話はもちろん、大人の日常生活での使用や、介護などにも使用できます。生地はガーゼやタオルとは異なり、ふわふわというよりもサラサラとした手触りです。吸水性や通気性、保温性、速乾性に優れ、洗濯した後も乾き易いです。
物資不足が解消された現在、このプロジェクトは東北のママ達の雇用を支援するプロジェクトへと切り替えられています。
東北のママ達が作る、イギリス伝統の万能布。人の肌へも環境へも優しいので、自分で使ってみても出産祝いなどのプレゼントにもおすすめです。震災から2年。まだまだ復興には時間がかかりますが、人々の優しい気持ちが、明るい未来への架け橋となると信じています。
[ベビーモスリンプロジェクト]
基本のベビーモスリン
60×60cm(中サイズ)/1パック(2枚入り) /1000円(税込)
購入はこちら>>
(増田知世)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/03/028735post_1714.html