口臭の原因にもなる「虫歯菌」はヨーグルトでケア！
カラダにまつわる気になるアレコレについて、薬草使いの魔女なりの解決法＆知識をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします！
さて。第1回は「口臭ケア」について。
セラピストという仕事柄、お客様のお顔のすぐ近くで話をすることが多く、自分の口臭はとても気になるもの。匂いの強い食べ物はどうしても後に残るので、ニンニクやネギ、ニラなど、匂いの強い野菜は、接客前にはなるべく食べないようにしています。
そんな、食べ物による口臭の他にも、気になるのが虫歯菌による口臭です。じつは、口臭の主な原因は、そのほとんどが虫歯菌からもたらされると言われています。
口臭ケアにはヨーグルトが良い！
口臭ケアのために実践しているのが、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑える効果があるといわれる「乳酸菌」を日常的に摂取すること。なかでも、手軽に毎日続けられるのが、「ヨーグルト」です。
おいしくいただくのはもちろんですが、口臭ケアのために、ヨーグルトを口に少し含み、口中になじませ乳酸菌を留まらせたり、歯ブラシに付けて磨いたりしています。ただし、砂糖が入っていたら逆に虫歯や歯周病の原因になってしまうので、砂糖の含まないプレーンタイプで行うのがポイントです。
また、「紅茶きのこ」という昔ながらの自家製乳酸菌飲料でうがいをすることも。日々乳酸菌を取り入れているおかげで、歯周病とは無縁で口臭も気になりません。
さらに、虫歯予防に効果があるというフッ素を含む「緑茶」をなるべく飲むようにしています。茎の多い番茶にフッ素が多いので、棒茶などもおすすめです。
その他にも口内炎や扁桃炎、蓄膿症などでも匂いが発生します。また、胃炎や食道炎など内臓ダメージが元となる場合も。また、舌に白いこけ（舌苔）が増え、それが臭いを発するなど、口臭の原因はひとそれぞれ。
口臭が気になるという場合は、まずは、歯科医で虫歯の治療をするのが良いでしょう。さらに、基本的なケアとして、以下がおすすめです。
・食後の歯磨き（デンタルフロスを使うのがポイントです）
・寝起きや緊張している時は唾液の分泌が減るため、水を飲んで口臭を防ぎましょう。
・舌苔は、歯磨きの際に軽くなでるようにすると簡単に取れます。
最後に、一番大切なのは、虫歯菌や内臓からの匂いは、私たちのストレスで増殖したり発生しているということ。すべては私たち自身が作り出しているものです。
自分のメンテナンス、ちゃんとしているかな？カラダを大切に扱っているかな？とバスタイムなどで日々を振り返る習慣をつけることで、免疫も向上し、健やかな生活を送ることができます。ぜひ自分のカラダは自分で守るように心がけましょう！
（立川奈緒子）