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紙に触れると縁起良し。秋の夜長の過ごし方
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紙に触れると縁起良し。秋の夜長の過ごし方

2013-09-14 00:30
    9月8日頃は、二十四節気でいうところの「白露(はくろ)」の時期。

    だんだんと朝夕の大気が冷え込んできて、草木花に白い露がつく、という頃です。 ふと気がつけば、太陽のひかりも斜光に。お部屋に差し込むひかりの量も大きくなっているはずです。

    この時期は露の玉が朝陽に照らされてキラキラと輝くのを見るのに早起きがおすすめ。真夏に比べると日の出もやや遅くなり5時半頃ですから、 ちょっとがんばって早起きして身の回りにある小さな宝石のような露をみつけてみましょう。一日のはじまりに美しいものを見ることで、疲れてかたくなっているような気持ちもふっとやわらかくなり、新しい気持ちになることでしょう。


    また、いつのまにか夕暮れも早くなり、夜長となりました。 なんとなく人恋しくなり、人と人とのつながりが気になる頃。 素早く簡単に連絡がとれるメールも便利ですが、お便りもたまにはいいものです。 手紙までは、という方にはちょっとした一筆線のメッセージがおすすめ。お気に入りの香りのお香を包んだ文香をつくり、一緒に添えて手渡ししてみるのはいかがでしょうか。 紙を折るということもなかなかすることもなくなった現代。 ちょっとした折り紙気分で指先を動かせば自分の気持ちもリフレッシュします。

    ふだんの日々の中でちょっとした時間を使ってできるささやかな楽しいこと。特別な日もいいけれど、気持ちを深みからじっくりとあたためてくれるものとはそういった気持ちの積み重ねなのかもしれません。

     

    (広田千悦子)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/09/032822hakuro.html
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