そんな女性の気持ちを考えた「フーディ ダイス」という商品が、アメリカで発売前から支持を多く得て、話題となっています。
これは、簡単にいえば、占いでもするように、その日の料理をサイコロの目で決めるというもの。レシピサイトを見ながら悩むより、ぐんとシンプルにレシピが決まりそうです。それだけでなく、その「占い」は、栄養バランスがきちんととれるよう、しっかりと計算されてもいるのです。
このサイコロには合計9個のサイコロがあり、4つのメインサイコロと5つのサブサイコロに分類できます。
フーディダイスの使い方
1.季節名が書かれているメインサイコロからその季節のものを1つ選びガラス瓶に入れる。例えば「秋」のサイコロの目には「からしな」「ブロッコリー」「かぼちゃ」など、計6つの秋の野菜が書かれている。これを秋の味覚野菜として提案してくれる。
2.ガラス瓶の中に、サブサイコロ5つを入れる。サブサイコロには、調理方法が書かれたもの、肉の名称が書かれたもの、穀物の名称が書かれたもの......などがある。各6つの側面に書かれているのは以下。
・1つ目のサイコロ「調理方法」......グリル/ローストソテー/フライなど
・2つ目のサイコロ「肉類」......牛肉/鶏肉/魚/豚肉など
・3つ目のサイコロ「穀物類」......米/キオナ/パスタ/じゃがいもなど
・4つ目のサイコロ「ハーブ」......ローズマリー/バジル/オルガノ/タイムなど
・5つ目のサイコロボーナス調味料......マスタード/ベーコン/オニオン/レモン/ニンニクなど
3.メインサイコロ1つとサブサイコロ5つを瓶に入れたらふり、瓶から直接テーブルの上にサイコロをころがす。
4.6つのサイコロがそれぞれの材料、調理方法、使う調味料などを提示してくれる。悩みみがちな野菜もしっかり入っているので、最低限栄養バランスのとれたレシピがかたまります。
この組み合わせは実に18万6千通りにものぼるため、料理の幅もぐんとひろがっていきそうです。実際には、日本の食材とアメリカの食材は違うものの、洋風の味付けごはんが食べたい時などは重宝しそうです。
現在は「海外への発送はあるのか」、「ベジタリアンはどうするのか」などという質問が寄せられており、「フーディ ダイス」発明者は今後、"嬉しい"対応に追われていくことになりそうです。
自炊を楽しくしてくれるこんなアイテムは、キッチンの隅に置いて時々使ってみるのも、ルーティンな料理習慣から解放してくれるきっかけをくれそうです。
(C)Foodie Dice:Play with your food by Two Tumbleweeds
(下野真緒)