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中秋の名月の次は十三夜! 月光浴で福をいただく
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中秋の名月の次は十三夜! 月光浴で福をいただく

2013-10-15 00:00

    みなさん、こんにちは。アストロ・コミュニケーターの景山えりかです。先月の十五夜はお月見できましたか? 東京では澄み切った夜空に月光が冴えわたり、とても美しい中秋の名月が見られました。けれど秋のお月見は、十五夜だけではありません! もうすぐ2度目のチャンスがめぐってきますよ! それは、10月17日(木)の「十三夜」です。

    十五夜と十三夜のセットで見ると縁起がいい!

    十五夜から約1ヵ月後、旧暦9月13日が「十三夜」

    今年は、10月17日がその日にあたります。この夜の月は、十五夜の月(中秋の名月)と並ぶ名月とされ、昔から愛でる風習がありました。十五夜のお月見が中国伝来であるのに対して、十三夜のお月見は日本独自のものとして成立したと考えられています。

    秋は気候がよく、空気が澄んでいて、月を見上げるのに絶好の季節。日本人は、お月見のチャンスが1回きりでは物足りなかったのかもしれません。十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片月見」といって、縁起が悪いと嫌っていたほど。十五夜と十三夜をセットで見てこそ、良いことが起きる証となるわけです。

    十三夜の月明かりで福を授かる

    さて、13日といえば虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)の縁日。この菩薩は、月の化現といわれ、尊像の背には月輪があります。虚空蔵菩薩は、知恵と福徳を授けることで有名です。旧暦9月13日は縁日と名月が重なるわけですから、たっぷりと月光浴をして知恵と福徳をいただきましょう!

    十三夜は、ちょうどこの時季に旬を迎える栗と豆をお供えすることから、「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれます。近年、旧暦9月13日が近づいてくると、デパ地下などで十三夜にちなんだお菓子を見かけるようになりました。古風なお供えはできなくても、栗や豆のスイーツを食べながらお月見を楽しもうと思います。

    photo by Thinkstock/Getty Images

    (景山えりか)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/10/03334713_moon_1024.html
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