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りんごのおいしい季節になりました。店頭には旬を迎えたりんごが赤・緑・黄色とカラフルに彩を添えています。欧米では「一日一個のりんごは医者を遠ざける」といわれ、食物繊維、カリウムを多く含み生活習慣病予防に良いとされ、皮の部分にはポリフェノールも多く含まれる優秀フルーツ。
りんごの表面の「テカリ」の正体は?そんなりんごを手に取り思っていたのが「この表面のテカテカ・ベタベタって、何? 」という疑問。布で拭いても、水でゴシゴシ洗ってみてもなかなか落ちないこのテカテカ・ベタベタ。最終的には「これって、ワックスなんだろうか? 」という疑惑が......。
調べてみると、消費者センターやりんご農家にもこういった質問がよくあるそうで、多くの人が疑問に思ったことがあるようです。
結論から言うと、国内産のりんごのテカテカ・ベタベタは、ワックスではありませんでした!(※欧米では使われていることもあるとか......)
栄養価が高い証拠だった!じつは、テカテカ・ベタベタの正体はりんごの本来の「油あがり」と呼ばれる現象。りんごが熟成するにつれ増える、オレイン酸とリノール酸といった不飽和脂肪酸が皮表面に現れるもので、害は無く、むしろ栄養価の高い証拠。
この現象は、紅玉やジョナゴールド、つがる、千秋などにみられ、ふじや王林ではあまり見られないそうです。
ワックスどころか、りんごがよく熟して食べごろのサインだったテカリ。これで、旬のりんごを心おきなく皮ごと食べられます!
photo by Thinkstock/Getty Images
(メグ・フルシアンテ)
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