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オフィスなどで座る時間が長いと、腰が痛くなったり姿勢が悪くなったりといった不調がでてきます。
ライター業の私も股関節がガチガチで、趣味のタンゴを踊るにも、「いたたた......。」の連続。そんな固いカラダをなんとかしたくてジムに通い、そこですすめられたのがなんと「四股」。四股といえばお相撲さんですが、なぜいいのでしょう?
四股はエクササイズの集大成
四股をすすめるトレーナーさんが言うには、「四股の動きはエクササイズの集大成」なのだそう。貴乃花親方は核をあらわすコアと四股をくみあわせたシコアサイズを考案。カラダと心の健康をとりもどすエクササイズで、80キロもの減量に成功しました。心にもカラダにもぶれない軸をつくるという親方の哲学が、シコアサイズに活かされています。
毎週、さんざんジムで四股を踏まされている私ですが、座りすぎて腰が痛いとき、歩きすぎて足が痛いときなどの自己整体&気分転換として、このシコアサイズを取りいれています。
腰痛や肩こりにも効く「シコアサイズ」
実際にはどんな動きかというと、
1.足を肩幅よりちょっと広めに開いて立つ。そのとき足の親指の向きと膝の向きが合うようにします。手は力を抜いて前に、まっすぐ前をむく。 そのとき、おへその下、丹田という部分に意識を集中して息を吸い、ゆっくり膝を曲げていきます。(おなかの肉が気になる人は、おなか引っ込め! なんて思うと力が入ります。) 2.背骨はまっすぐ、骨盤も立てた状態で、息を吐きながらゆっくり膝を伸ばしていきます。そのとき、股関節がきちんと曲げ伸ばしができるように。 3.1〜2で動きに慣れたら、股関節を曲げたままのところでとまり、もう1段階下へ。常に足はしっかりと地面を踏みしめます。 (おなかの肉も吐き出すように呼吸して、そしてそれを踏みつぶすイメージで床を踏みしめると足に力も入ります!)『シコアサイズ―貴流運動法』付属DVD「入門編 シコアサイズ・イニシャルパート」より引用
これだけでも、初めのうちは筋肉痛に! カラダの芯から腹筋や背筋が鍛えられている感覚がありました。腰痛や肩こりは軽くなるし、姿勢も良くなります。
道具を使わないのでどこでもできますが、スカートだとちょっと美しくないことになるので、誰も見ていないところでやるのがいいかもしれません。
寒くて体も固まりがちなこの時期。シコアサイズで、ぶれないカラダと心の軸作りに励んでみたいと思います。
photo by Thinkstock/Getty Images
(松田朝子)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/01/035471shicore.html