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旧正月はいつも新月。 月のパワーをうけて新たな年を迎える
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旧正月はいつも新月。 月のパワーをうけて新たな年を迎える

2014-01-28 08:00
    もうすぐお正月です。えっお正月って1月1日に迎えたばかりでは、と思うなかれ。実のところ、1月1日のお正月は明治時代に始まったもので、古くから日本人が祝ってきたのは旧暦(太陽太陰暦)のお正月なのです。

    日本では時代の西洋化に伴い、明治5年にグレゴリオ暦(太陽暦)が導入されましたが、中華圏などアジアの多くの地域では、現在でも旧暦でお正月を迎えています。それが、今年は1月31日にあたる旧正月(春節)です。

    旧暦のほうがしっくりくる日本のお正月

    たとえば、年賀状に書く「新春」「初春」の文字。まだ冬なのに春と書くのを不思議に思っていましたが、あれは旧暦を使っていた頃の名残りなのだそう。旧暦のお正月は、二十四節気における春の始まりを示す「立春」と前後してあるため、昔はお正月が春のスタートでもあったのです。

    また、旧暦のお正月は必ず新月にあたります。新月といえば、心身の古いものを捨て去り、新しくスタートするのに適した日。大晦日までに家の掃除をしたり身を清めて、元旦に新しい年の神様を迎えるという日本の正月習慣も、新月パワーを使えばすんなり実行できそうです。

    恵方を向いてお願いごとを祈る

    お正月といえば初詣ですが、江戸時代には恵方にある寺社を参り、一年の幸を祈ったのだとか。ちなみに2014年の恵方は東北東。新月には願い事を叶えるパワーがあるというので、1月31日の旧正月には恵方の寺社に願かけてみたいと思います!

    江戸時代的初詣入門, tsukinokoyomi ]

    photo by Thinkstock/Getty Images

    (さとう葉)

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