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また前を向いて。つらい失恋から立ち直る、心の癒し方
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また前を向いて。つらい失恋から立ち直る、心の癒し方

2014-07-04 23:30
     

    こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

    ことしも7月に入り、花火や浴衣の季節がやってきます。夏から始まる恋に向けて、過去に傷ついた失恋を引きずっている人は、しっかりと清算して、前に進む準備をしていきましょう。

    今回は、「お付き合いしていた彼と別れて、失恋してから3年が経ちますが、つらい気持ちからまだ立ち直れません。もうそろそろ次の恋愛にも進めるものなら進みたいです。どうしたら心が癒されるでしょうか?」というご相談です。

    ●失恋すると、一時的に自己価値が下がってしまう

    本当に好きだった男性に対して失恋をしたとき、女性は、相手から酷い言葉を言われたというショックや、評価されなくなったことに対する苦しみ、そして、自分自身が関係性を上手に築けなかったという罪悪感などでいっぱいになってしまうことがあります。

    もし、そんな感情をそのまま放置していると、いつまでも自己価値の低いまま、自尊心を失ったままの状態で、その後を生きることになってしまいます。

    その自己評価を引きずってしまうことで、幸せな恋愛ができなかったり、自信を持って生きられなくなってしまうことさえあります。

    ●否定的な言葉を真に受けない

    恋愛中はどうしても相手との心の距離が近くなります。両者の境界があいまいになり、「相手の態度や言葉=自分の価値」にしてしまいがちです。そのため、相手から酷い言葉を投げかけられたり、ふられてしまったりすると、別れ際はとくに心の傷を抱えやすくなるのです。

    相談のように、過去の恋愛の痛みを癒せていないことで、失恋した現在も、つらかった記憶によって、傷つき続けてしまっているのです。

    けれど、恋愛中は、自分にとってプラスになることもたくさん経験してきたはず。そのプラスの経験が見えなくなっているために、苦しみだけを感じてしまっているのです。

    過去の恋愛で傷ついている場合は、意識的にネガティブな過去だけではなく、その愛で得られた良い記憶も思い出してあげてください。彼が優しくしてくれたことや、愛し合った経験、自分自身が彼のことを一生懸命に愛せたその気持ちなど......。素晴らしい時間を思い出してあげます。

    お付き合いがダメになってしまったとしても、その愛の事実がなくなってしまったわけではなく、自分自身がその愛によって成長することができた、「愛しあうことができた」という感謝と価値に目を向けることで、「否定された」ことに対する痛みは減っていきます

    ●自分を成長させてくれた経験として捉える

    そして次に、失恋を、自分を成長させてくれるひとつの経験として誠実に受け止め、学びに変えていきましょう。別れてしまったということは、素晴らしいこともあった反面、自分自身が改善しなければならなかったこともあるということです。

    ・そもそも相手を見る目がなかったのか
    ・一方的に尽くしすぎてしまったのか
    ・自分が我慢するばかりで対等ではなかったのか
    ・もっと女性として自分を磨く必要があったのか
    ・相手の気持ちを考えて発言することが必要だったのか

    このように、自分の人生の課題と向き合ってみます。

    恋愛は、人との距離が近くなるからこそ、自分の問題点も浮き彫りになります。
    しっかりとそこを向き合い、強く学び、「私はもう二度と、傷つけあうことはしない」と決められたとき、新しい愛を始める準備が整うのですね。

    ひとつの経験が終わったとしても、人間として成長し、人を愛することができるあなたには、また素晴らしい出会いが必ず待っています

    自分の心に寄り添いながら、無理なく向き合ってみてくださいね。

    flowers image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/07/039219broken_heart.html
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