大切な人に贈りたい日本の美意識

年末が近づき、 街のイルミネーションがきれいです。いよいよクリスマスシーズンになりました。毎年友人たちと出かけていましたが、今年は平日のクリスマス。仕事も早めに終わらせて家族とゆっくり過ごそうと思っています。

そこで妹と両親へ贈るプレゼントを探したところ、文字盤が美しい「はなもっこ」というブランドの時計を見つけました。

伝統的な技法を取り入れた腕時計

裏箔：ベルトとセット価格26,000円（税別）

猫が好きな妹には、猫のモチーフがかわいい「裏箔」シリーズを選びました。日本画の伝統的な技法のひとつに、絵絹の裏から金箔を貼る「裏箔」という技術があります。高価な金箔をあえて裏に貼って控えめに見せるという美意識は、日本ならではのもの。こちらの時計にはその応用で、文字盤の裏に純銀箔が貼られています。ほのかに光る文字盤に黒い猫がポイントになっています。

紋切り：ベルトとセット価格29,300円（税別）

父に選んだのは、ユニセックスの「紋切り」というシリーズです。胡粉という貝殻を粉末にし、白い絵の具を染み込ませた和紙を麻の葉の形に切り抜いた紋です。麻の葉紋には魔除けの効果があり、平安時代から仏像の衣服の装飾に使われたそう。歴史好きの父にピッタリの時計です。

加賀蒔絵：ベルトとセット価格41,200円（税別）

最後に母には、大きな感謝の気持ちを込めゴージャス感のある加賀蒔絵シリーズにしました。加賀蒔絵師の大下香仙工房の協力のもと文字盤に蒔絵がほどこされています。平安から鎌倉時代にかけて作られた蒔絵の名品の図案をもとに、手作業で絵付けされた伝統工芸の粋を感じる、高級感のある美しい文字盤です。

別売りの革ベルトや、くみひもベルトは3千円台から揃っています。親しい人に贈るものは、好みもよくわかっているので失敗も少ない。喜んでもらえることが、クリスマスを充実したものにしてくれそうです。

[はなもっこ]

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