• このエントリーをはてなブックマークに追加
夏と冬でまったく変わる、生姜の効果的なとり方【あるベジタリアンの食卓】
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

夏と冬でまったく変わる、生姜の効果的なとり方【あるベジタリアンの食卓】

2014-12-15 00:00
    いよいよ寒くなってきました。体を温める食材として生姜はもはや定番です。消化力や免疫力、代謝をあげる作用もあり、冷蔵庫にいつもおいてある食材です。消化力が下がっているなと感じているとき、食事の30分くらいまえにスライスした生姜に岩塩をぱらりとふったものを食べるというのはアーユルヴェーダの智慧です。

    ただ、ここは日本。私は夏と冬では生姜のつかい方を変えています。これからの寒い季節には、生姜はできるだけじっくり加熱。たとえば、煮込み料理だったら、みじん切りにして炒めてから具材をいれてコトコト。反対に、夏はあまり加熱しないよう、おろし生姜を仕上げに加えます。

    というのも、生の生姜には発汗作用や代謝を促すジンゲロールという物質が豊富。これは発汗を促し、熱を下げる作用があります。また、生姜を加熱したり干したりすると、カラダを温める成分であるショウガオールという物質が増えます。

    つまり、生の生姜は発汗を促しデトックス作用があるので夏向き、調理した生姜は体温を上げて代謝&免疫力をあげてくれるので冬向きなのです。

    また、辛い食べ物はカラダを温めてくれるような感じがしますが、汗をかくほど辛いものは、冬には不向きです。汗をかくのは体温を下げるためのカラダの働きで、カラダを冷やしてしまうのです。暑いインドでスパイシーな料理が食べられているのはそのためです。

    今日食べたもの:ドライフルーツのホットスムージー

    そんなにお腹が空いていない朝やサーフィンに行く朝は、スムージーを朝食にしています。スムージーというと、生野菜を使ったものがポピュラーですが、こちらはアーユルヴェーディックなスムージー。

    デーツ2個、いちじく1〜2個、レーズン大さじ1弱くらい、プルーン2個をひたひたの水で柔らかくなるまで煮ます。アーモンド(できれば生のもの。10個くらい)はお湯に浸けて皮を剥きます(手でするんと剥けます)。ドライフルーツが柔らかくなったら、安全な牛乳を入れてあたためます。火を止めて、皮を剥いたアーモンドを加えてブレンダーにかければできあがり。お好みで生姜シナモン(どちらもカラダを温めます)を加えても。食感が欲しいときは、カボチャの種をぱらりとトッピング。

    このドライフルーツのミルクスムージーは、おいしくてエネルギーがチャージされる感じ。毎朝飲んでいたときは、びっくりするほどエネルギッシュで疲れしらずでした。

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/12/042779vege_12.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。