私たちが買い物をするとき、必要なものを意識的に買っている場合は30パーセント。残りの70パーセントは衝動買いをしているといいいます。不要なモノを買わないためにはどうしたらいいのでしょう。そのヒントを見つけました。
買い物の70パーセントは衝動買い私たちの買い物がほぼ衝動買いであると説明するのは、PRマネージャーのコーネリア・サイデンストリッカーさん。
衝動買いの原因は私たち消費者が物を購入する際、何を買うかの目的がはっきりし、自分で「意識的に」お金を使っている場合は約30パーセントです。残りの70パーセントはすべてマーケティングなどによるあの手この手にのせられて、いわゆる「衝動買い」をしているという事明らかにされています。
「ECOMMERCE MANAGER.COM」より引用
サイデンストリッカーさんは、衝動買いをしてしまう一因が現代のマーケティング手法にあるといいます。
映像やキャッチコピーで消費者の感情を刺激して、その商品がなくてはならないかのように思わせる。あるいは、その商品があると幸せが手にはるかのように演出し、人びとの消費を促進させる手法は「エモーショナル・マーケティング」と呼ばれ、現在広まりつつあります。この手法に心を揺さぶられると、人はついつい余計なものを買ってしまうのだそうです。
不要なものを買わないためにでは、不要なものを衝動的に買ってしまわないためにはどうすればいいのでしょうか。「INVESTOPEDIA」に、役に立つヒントを見つけました。
(お店で)欲しいと思ったものをみつけても、買ってはいけません。買うかどうかの判断をするまえに、最低1日は待つようにします。というのも、店を出てからすぐに大抵のモノのことは忘れてしまうのですから。
(「INVESTOPEDIA」より引用)
なにかを欲しいと思ったら、その場で即決しないことが重要です。
買い物以外の楽しみを見つける買い物したくなるような場所に行かずに、買い物以外の楽しみを見つけることも大切です。
次に、買い物したくなるような場所に行く機会を制限します。ショッピングモールなら1年に数回だけ行くと決める、あるいは、ショッピングモールには行かずにオンラインで買い物するようにしましょう。オンラインで買いすぎてしまう人は、ショッピングサイトではないサイトを見たり、インターネット以外の楽しみを見つけるようにします。
(「INVESTOPEDIA」より引用)
必要以上のものを買ってしまい、あとで後悔しないために心に留めておきたいことです。これからやってくるバーゲンシーズン、衝動買いしそうになったら、買ってしまうまえにひと呼吸置くようにしましょう。
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