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朝は時間も食欲もないし、朝食はスキップ、あるいはコーヒーやバナナだけ、なんてかたも多いかもしれません。でも、もしあなたがダイエット中ならば見直してみる必要がありそうです。
朝食のタンパク質が、空腹・満腹ホルモンに作用
先ごろアメリカにおいて、朝食にタンパク質を多めにとることで、晩の空腹を明らかに減らすことができるという研究結果が出たそうです。
実験では、参加者がふたつのグループに分かれ、一方は朝食に卵と脂肪分少なめの牛薄切肉(タンパク質が豊富)を食べ、もう一方は朝食にミューズリー(炭水化物が豊富)を食べるというもの。すると、タンパク質豊富な朝食をとったグループのほうが、夕食後のおやつなどでの摂取カロリー量が135キロカロリー少ないという結果になりました。
ミズーリ大学の研究によれば、その理由は、タンパク質が空腹ホルモン「グレリン」分泌を抑制し、同時に満腹ホルモン「ペプチドYY」を刺激するからだといいます。
(「Woman's Health」より引用)
筋肉量や基礎代謝の維持を考えれば、ダイエット中でもタンパク質はとても大切な栄養素だということが分かります。カロリー計算の前に、まず朝食の構成を再検討するのもいいかもしれません。
無駄なカロリー摂取を控えるには、朝食が大切1回あたりに食べる量で見たとき、タンパク室含有量が豊富でとりやすい食材は、たまご、マグロなどの青魚、鶏の胸肉、赤身の牛肉、豚フィレ肉、乳製品、豆類など。忙しい朝、調理する時間が無ければ、魚の缶詰や、ハム・ソーセージ、牛乳、チーズ、豆乳などからもタンパク質は摂取できるので、上手く利用したいものです。
ダイエット中だから極力食べない、のではなく、朝から賢く食べて夕方以降の無駄なカロリー摂取を控える。それは、昼間働き、夜は休む、という人間の活動サイクルにもかなった、ごくごくシンプルで体にも優しい食事のありかたなのかもしれません。
breakfast via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/01/043270breakfast.html