今、全国のお店で華やかに競演しているバレンタイン用のチョコレートたち。可愛らしかったり、ゴージャスだったりとさまざまですが、なかでも目をひくのが、主張しすぎない品を感じる和のチョコレートです。
想いを包むバレンタインセット「心よせ」たとえば、菓子づくりの素材となる農作物を自ら育てるため、複合施設「寿長生の郷」内に農園を持つ「叶 匠壽庵」もそのひとつ。
「叶 匠壽庵」は「梅や柚子、さらには牡丹、椿などの樹々や草花が成長する姿を見、そこに集まる昆虫や鳥、獣たちと接することで自然に学び、さらなる創作へ挑戦してゆく」という農工一体の菓子作りを目指しています。そんな稀有なお店のチョコレートには、黒豆・柚子・栗・自社梅蔵で漬け込んだ城州白梅の梅酒などの和素材とチョコのハーモニーが楽しめます。
パッケージも昔ながらの作法のひとつである「折型」というひと手間かけてモノを「包む」という、日本人の心を表しています。そんなバレンタインチョコシリーズの「心よせ」のなかでも、叶 匠壽庵一押し商品が「柚子チョコ/ハーフと梅酒チョコ」のセットなのだそう。
柚子チョコ/ハーフ(新発売)
「叶 匠壽庵のバレンタインといえば、"柚子チョコ"」と言われるほどの人気なのだとか。香りと旨味、色付きに定評がある高知県の北川村で収穫される柚子皮に、丁寧にチョコをかけたひと品。
梅酒チョコ
自社梅蔵で時間をかけて漬け込んだ「城州白梅」の梅酒を口当たりのよいジュレがビターなチョコレートの中に閉じ込められたひと品。口にいれるとトロッと広がる梅酒のジュレは女性にも大人気なのだそう。
その他「心よせ」シリーズには、甘味の高い新品種「タマフクラ」を煎り大豆に仕上げた大豆をミルクチョコレートで包み、芳ばしいほうじ茶の粉をまぶした「ほうじ茶煎り大豆」、黒豆納豆をチョコで包み、宇治の香り高い抹茶をたっぷりとまぶした「黒豆抹茶」など、和素材のアイテムを7つの組み合わせで販売しています。
商品は近くの各店舗又はオンラインショップにて買い求めできます。「柚子チョコ/ハーフと梅酒チョコ」のセットは公式サイトのネット通販では完売になっていますが、一部の百貨店では2月1日より販売開始するところもあるようです。
「和」ならではの清楚さと、目新しさが魅力のチョコレート「心よせ」があれば、バレンタインを品よく演出できそうです。
[Press News, 和菓子の叶 匠壽庵:バレンタインチョコ]