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森林の整備のために伐採される「間伐材」。この用途はまだまだ限られているのが現状です。
「木糸(もくいと)」は、そんな間伐材をもっと有効利用しようと考え、生まれたもの。間伐のために切られたスギとヒノキの繊維を、和紙漉きの技術を使ってうすい紙にし、こよりのように細くよって作った糸です。いま、この木糸から、デイリーに使えるさまざまなグッズが生まれはじめています。
敏感肌の人にもおすすめの優秀素材木糸から生まれた布は、優れた調湿性を持ち、紫外線も通しにくいといわれています。また毛羽立ちが少ないので、敏感肌の人にもおすすめ。もちろん、洗濯も通常通りでOKです。ここまで聞くと、木糸の洋服があったらステキかも、と思いませんか? でも、生まれたばかりの素材なので、現在はまだ小物が中心です。
ピクニックやお花見のおともに
いま製産されているアイテムは、ワッフル生地やガーゼのハンカチ、ランチョンマット、コースターやブックカバー、手ぬぐいなど。ハンカチはデイリー使いにぴったりですし、手ぬぐいもさまざまな使い方ができ、ピクニックなどにも1枚あると重宝します。春になったら、お花見にもよさそうですね。
手ぬぐい
ランチョンマット
気になる手触りは、軽くてハリやコシがあり、まさに麻のよう。もともとの木の色をいかしたカラーはひとつひとつ微妙に異なり、まったく同じ色のものはこの世に存在しないと思うと、自然の恵みを享受していることを実感します。これらのグッズは間伐材の積極使用になるため、環境保護のための一助にもなります。
春はすぐそこ。お花見やピクニックなど自然のなかへ出て行くときは、自然に優しいグッズを持つとさらに楽しくなりそうです。いまからお花見が楽しみになりました。
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/02/044276mokuito.html