「大槌復興刺し子プロジェクト」。これは、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町で、支援に関わっていた東京のボランティア5人が発足させたNPO法人です。
布にひと針ひと針模様を刺す「刺し子」。日本に昔からある手法を使って、生活再建、心理や社会的な負担の軽減、現地雇用を促すことを目的に活動しています。先日、復興庁による「被災地の元気企業40」にも選ばれました。
老舗のハンカチブランドとコラボハンカチの柄と刺し子の色の組み合わせは全部で18種類。
この春の新たな試みとして、1716年創業の奈良の老舗、中川政七商店のハンカチブランド「motta」とコラボレーション! 大槌刺し子を施したお弁当包み「obento motta」が3月20日(金)より発売されます。
ハンカチの中央に、12cm×8cmのお弁当箱サイズの刺し子が施してあります。
「肩ひじはらないハンカチ」をコンセプトにする 「motta」のハンカチ。ここに施された大槌刺し子は、親子の絆を象徴する伝統模様の「親亀子亀」です。
「母から子へ」中川政七商店広報の鈴江恵子さんによると、大槌刺し子とmottaの共通点は「母から子へ」。
「復興への願いをこめてひと針ずつ丁寧に作られた特別なアイテムです。表は親亀、裏は子亀が差し込まれていて、親が子を見守る姿をあらわしています。入学や進学など、新生活の門出に合わせた贈り物にもおすすめです」(鈴江さん)
サイズは約44×44cmで、各3000円。 4月30日(木)までの期間限定発売です。
obento motta
販売期間:3月20日(金)~ 4月30日(木)
※中川政七商店 東京本店は4月1日(水)より販売開始
販売店舗:中川政七商店 東京本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ店、中川政七商店街 東京ミッドタウン店、大日本市(コレド室町店・広島パルコ店・福岡パルコ店)