小さなことから。自信を取り戻す6つのアクション
ライフハッカー[日本版]より転載：
Pick the Brain：人生は山あり谷ありです。ときに自信を失うこともあるでしょう。自尊心がないと、人生のさまざまな局面で問題が起こり、うつ病を誘発することさえあります。
こうした状況の困ったところは、自信のない人が問題に直面すると、自分が落ちしまった穴からどうやれば抜け出せるのか、わからないということです。結局、自分自身や自分のする決断に自信がないと、あらゆることを難しく感じてしまうのです。
自信をつけることに関して、絶対に効果があるものはほとんどありません。人は、スランプから脱出するには英雄的な決断と意志の力による凄ワザがなくてはならないと思い込んでしまうことがあります。実際には、小さなことから始めて、進む道を上向きにしていけばいいだけなのですが。
1. エクササイズする最初にするべきなのは、もう一度活動的になることです。一番わかりやすい方法はエクササイズを始めること。人がエクササイズをするのは、単に「モテるようになりたい」というような無意味な理由からだと思っている人がほとんどですが、じつは、体を鍛えると、見栄えが良くなる以上の利点があります。ストレスレベルが低くなり、健康が増進されて、自信が持てるようになります。それから新しい社会とのつながりもできます。
2. 環境を変えるときには、いま直面している状況と距離を取って、物事を別の角度から見る必要があります。旅に出たり、親戚に会いに行ったり、休暇を取りましょう。そして、もし本当に必要だと思うなら、別の町に引っ越すのもいいでしょう。
ある場所が、必ずしも好ましくない思い出でいっぱいなときがあります。そんなときは、そこから離れてみる必要があるかもしれません。長い旅でなくても十分効果が出ることもあります。
3. 新しいことをする新しいことを体験するのは、自分の適応力や学習能力を再認識するのに役立ちます。そのおかげで、もっとイキイキした気持ちになり、自分は自分にぴったりの生活をすることができる人間であると認識できるでしょう。自信がないせいで、やりたかったのにやらないでいたことを思い出してください。
4. 自分に問いかけるのをやめる単に自分の内なる声を無視した方が良いわけではありません。でも、自分がたった1つのことをずっと気にしていませんか？ その答えがYesなら、次の選択肢のどちらかを考えるべきかもしれません。
そのことに関する何かをするそれを受け入れて、そのことで自分を責めるのをやめる
ほかのことはすべて、自己不信と遅滞の悪循環に入り、この2つの選択肢から選択するのが極めて困難になります。考えすぎは間違った選択につながるか、決断できないかのどちらかになるのが普通です。これは、何も考えずに選択するよりもタチが悪いかもしれません。大切なのは、問題を解決することであり、一日中そのことを考えて時間とエネルギーを無駄にすることではありません。
5. ソーシャル・ネットワークのプロフィールの陰に隠れないFacebookやTwitterは「1日ぶんの社交」を満たしてくれるかもしれませんが、SNSの本来の目的は、実際のコミュニケーションと完全に取って代わることではありません。SNSでは代わりがきかない、現実の人間との関わりで得られるものがたくさんあります。長いあいだ人との関わりを持たないと、その先はもっと大変になります。SNSは昔の友達とつながって、旧交を温めるのに使いましょう。
6. 外見を変える人はちょっと見栄っ張りなものです。好むと好まざるに関わらず、誰でもいくらかは自分の外見を大切にします。変える努力をしたいほど、自分にとって外見が重要かどうかは人によります。
自信を付けるためにできることは山ほどあります。服装を変えて自分の新しいイメージを作るのはその1つです。自分の歯並びに満足していない人が、そこにお金をかけるのは決して大げさなことではありません。自信に満ちた笑顔ができると、ずっと幸せになれるからです。
ここでご紹介したコツがお役に立つことを願っています。でも、覚えておいてください。自分のことは自分が一番良くわかっているのです。スランプから脱して、楽しく暮らしてください。
［6 Things That Can Boost Your Confidence | Pick the Brain］
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Ivan Dimitrijevic（原文／訳：春野ユリ）