ビクトリア・ベッカムが挑戦!? アメリカで話題のダイエット法は、オーガニック食品を食べること！

秋の気配が感じられるようになりました。

秋といえば、食欲の秋。スリムなカラダを維持したい。でも美味しいものを食べたい。悩ましい季節ですね。

そこで今回は、あのビクトリア・ベッカムが挑戦した!?と話題になったダイエット法をご紹介します。そのダイエットのルールは、以下の2つだけ。


1:成分表を読む。
2:カラダにいいものだけを食べる。

どうですか？　かなりシンプルなダイエットですよね。
では、その内容を解説しましょう。

「1:成分表を読む」は、成分表を見てどんな添加物が入っているのかをチェックをすることです。

例えば炭酸飲料。この夏にたくさん飲んだという人も多いのではないでしょうか。「私が飲んでいるのはダイエット炭酸飲料だから大丈夫！」じつは、その方が深刻なんです！

ダイエット炭酸飲料やシューガーレス食品によく入っている人工甘味料のアスパルテーム。この成分であるメチルアルコールは、体内に入ると有毒で発がん性のあるホルムアルデヒドに変わるんですって。ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因としても知られていますよね。

「2:カラダにいいものだけを食べる」とは、オーガニック食品や無添加を食べることを指します。なぜかというと、食品添加物には私たちの体の代謝作用を変えて、体重を増やす働きがあるものがあるからです。

例えばオーガニックではないお肉。食肉産業の現状を知ると、体にいいものとは思えません。日本ではアメリカの肉もスーパーでよく見かけますよね。オーガニック認証を受けた牛や鳥の肉は餌なども管理されていますが、認証を受けていないものは農薬処理された食べ物を与えられている可能性があります。

なぜ、そんな餌を与えられているかというと、工場式畜産場ではサイズがすべて。肉や牛乳、卵をとればとるほど経営者にお金が入ります。だから、できるだけ大きく成長させるために家畜に抗生物質やステロイド、成長ホルモンを与えているんですって！

FDA（アメリカ食品医薬品局）は、約1700種類の薬品を家畜の餌に使用する認可を出しているのですが、そのうち説明書に「体重増加」と書かれているものは約300種もあるんだそう。知らず知らずのうちに太る原因を食べてしまっていた……なんてことがあったんですね。

このダイエット法を紹介しているのは『スキニービッチ 世界最新最強！ オーガニックダイエット』という本です。元モデルの2人が姉御調で語る文章で、スラスラ読めます。読みやすいのに読み応えたっぷり。ぜひ秋の夜長に読んでみてくださいね。

食品を見極めるための様々な表示についてもっと知りたい方は、オーガニックコーディネーターの勉強もお勧めします。
詳しく知ることで、成分表や表示がもっと気になるようになりますよ。
健康的でスリムなボディを目指しましょう！



[スキニービッチ 世界最新最強！ オーガニックダイエット]
著者：ロリー・フリードマン、キム・バーノウィン
訳者：ウイアー美由紀
出版：ディスカヴァー・トゥエンティワン
価格：1,260円

（オーガニック推進協議会認定講師　道本奈津子）

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