体重管理のアバウトさもドイツ流
さて先日、検診でのこと。体重測定の際に靴を脱ごうとしたら、居合わせた助産師さんが「あら、靴なんて脱がなくてもいいわよ! そのままどうぞ。大丈夫よ、服と靴の重さとして1キロひいておいてあげるから」と。なんとまぁ、アバウトな。でも、このユルさこそがドイツ。日本だったら何週間で何百グラム増加したとか、次回の検診までに増加は何百グラムまでに抑えるようにとか、妊娠中の体重管理は厳しくチェックが入ると聞きます。しかし、こちらではよほど元々の体重や健康状態に問題がない限り、体重の増加について細かく言われることはないんです。
追加で2キロ増量のオーダーがきた!
ちなみに私、前回の妊娠では最終的に13キロ増。それを日本で出産した友人に話したところ、「信じられない! ウチの産院なら完全に先生からの『指導』が入るレベル」なんだそう。けれど、信じられないのはこっちの話。
指導もなにも、11キロ太った段階でかかりつけ医から「あなた、出産までにもう1~2キロがんばれない?」と追加のオーダーをいただいたほど。ご期待に沿って2キロ増やすと(いや、勝手に増えたのか?)、「上出来よ。これでもう完璧ね! ひと安心」と太鼓判を押してもらい、出産に臨むことができました。友人が選んだ産院はとりわけ体重管理に厳しいところだったようですが、それでも、これほど意識に違いがあるのかと驚いたものです。
そんな感じで、前回はあまり体重のことは考えず、わりと食べたいものを食べたいときに食べるスタンスでやってきた私。ですが、せっかくなので、今回は日本風に体重管理にもすこしばかり気をつけて、体調やお産にどんな違いがあるのか体感してみようと思います。でも、ストレスが多いのも妊婦さんにはNG! ということで、やっぱり今からおやつをいただくことにします。