「僕が妻を愛する15の理由」
そのメッセージとは、ベッドルームの鏡にペンで書かれた「僕が妻を愛する理由」というもの。出張からクタクタになって帰ってきた妻のモリ―が見つけ、感動し、泣きながら投稿したものでした。
新婚だというのに日頃、会社で上手くいかないことばかり。「幸せオーラ」はどこへやら......。家族の絆は弱くなり皆バラバラ、結婚式も挙げていません。友人ともキャリアをきっかけに遠く離れ、寂しく、精神的に落ち込む日々。夫のティムに八つ当たりをし、心ない言葉を浴びせることも。
そんな彼女を責めたりせず、つらい心の内をくんでくれた彼がこんなメッセージをこっそりと用意していたのです。愛する、妻のしぐさや可愛らしいクセを、こんな風に見ていてくれた彼。シンプルな言葉は時に、ビックリするぐらいストレートに響きます。
「僕が妻を愛する理由」1.彼女は僕の親友だから
2.自分自身を信じ、そして僕のことも決して見捨てたりしないから
3.僕の仕事のプロジェクトが大変な時、そっとしておいてくれるから
4.毎日笑顔にさせてくれるから
5.彼女はとっても美人だから
6.クレイジーな僕をありのまま受け止めてくれるから
7.僕が知っている中で一番優しいひとだから
8.彼女のキレイな歌声が好き
9.僕と一緒にストリップ劇場に行ってくれたから
10.とっても大変な目にあってなお、人間関係に関して彼女ほどポジティブに考えられる人は他に知らないから
11.僕の仕事が変わってもいつも全面的にサポートし、付いてきてくれる
12.今まで出会った他の誰か以上に、彼女のためにもっと尽くしてあげたいといつも思わせてくれる
13.出世するためにものすごく仕事を頑張っているところ
14.小さい動物を見ると泣いてしまうところ
15.笑うとブタみたいな音を出すところ
(『Woman's day』より引用翻訳)
言葉以上の何かをくれる直筆の言葉
何かを言えばすぐに喧嘩になってしまうときや、あるいは自分の思いをうまく伝えることができず、もどかしくなってしまうとき。「ちゃんと自分の口から伝えたい」という人もいるでしょうが、かえってこじれてしまうこともあります。すれ違うばかりの時など、時に素直な思いをこんな風に文章におこすのも悪くはないと思うのです。
お花やジュエリーより、こころの内を見せてくれることは何よりうれしいもの。「温かなことば」をプレゼントとして贈ってみてはいかがでしょうか。
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