マーケットでは、器や服、ジュエリー、雑貨、食材など、NYを拠点としている職人やアーティストを中心に、約50人の作品が展示されていました。
私の大好きな笠間の陶芸家、額賀章夫さんの作品が展示されていると知って行ってみたのですが、どれも選りすぐりで想像以上にすてきなものばかりだったので驚きました。
素材を丁寧に選びハンドメイドでつくられた素朴できれいなものが多くて、商品というより作品を見ているような気持ちに何度もなりました。
とくに気になったのはファブリックのもので、刺繍や染物など気になるものがたくさん。普段あまり買い物をしないほうなのですが、この日はワクワクしてどれを買うか迷って何度も見たり戻ったり......。
『ALL HANDS』というブランドのクラシックなデザインのセイリング・バッグや、1歳になる姪っ子に『SOOR PLOOM』というブルックリンの子ども服のブランドの、マスタード色のロンパース、その他にもソープやソルトなど日本の友人へのプレゼント用に、久しぶりに充実した買い物をしました。
この日は娘を連れて行ったのですが、ふだん買い物につき合うのが嫌いでいつも早く帰ろう、と言うのに、この日は彼女も面白そうにお店を眺めています。
そして「ねぇ、ここのお店の人はみんな優しくていいひとばかりだねぇ」と言うのです。たしかに。店頭に立っているのは店員さんというより、その商品を作った本人だったり、こだわって商品をセレクトしたオーナーが多かったせいか、みんなとても丁寧に商品の説明をしてくれたりして、とても和やかな雰囲気が漂っていました。やはり、手づくりのものっていいなぁ......と思ったハッピーな1日でした。
リモデリスタのサイトは観るだけでも面白いですし、ショップによっては海外発送をしているところもあると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。