江戸時代から、ネイルケアは女性の身だしなみだったとか。そこで、江戸時代に創業した中川政七商店が、当時の美意識をヒントに爪を健やかにできるネイルケアセット「爪のお手入れセット 12,960円(税込)」(限定300セット)をつくりました。新潟県三条市で爪切りなど刃物の製造を手掛ける「SUWADA」と、トータルビューティーサロンを展開する「uka」の2社とのコラボレーションです。
「SUWADA」のネイルファイルは、熟練した職人の手仕上げにこだわり、 耐久性、軽量、削り心地の良さを備えた逸品。今回は、「奈良晒(ならさらし)」 を連想させる白の別注色でより上品な印象に。ネイルファイルの使い方で大切なことは、ファイルがブレないように親指の第一関節に当てて固定する、キューティクル(甘皮)のラインと並行に一方向に力を加える、あまり圧をかけず爪の上を滑らせるようなイメージ、の3点。
SUWADA×中川政七商店 ネイルファイル「uka」とのコラボによるネイルオイルは、中川政七商店の三百周年記念モデルで、こちらは単品でも販売しています。ボトルの刻印は創業年の「1716」。ラベンダーをベースに、ベルガモット、バニラがほんのりと優しくリラックスできる香り。ネイルオイルは爪の根元にたっぷりと。両手の爪同士を擦り合わせると、指にまんべんなくつけることができます。こまめに保湿することは、とても大切。とくにこれからの季節、朝晩だけでなく、一日に5回ほど塗るのが良いそう。マルチに使えるオイルなので、ハンドマッサージにも。
uka×中川政七商店 ネイルオイル / 4,104円(税込) 美しい爪になるためのメソッド中川政七商店 表参道店では、「uka」の代表でトップネイリスト渡邉季穂さんによる爪のお手入れ講座が開催されており、お話を伺ってきました。
まず、爪を健やかに育てるために大切なことは、血行を促進させ、爪に充分な栄養と酸素を届けることだそう。美しい爪とは、潤い満ちて血行の良い状態の爪。血行の悪い爪は、末端冷え症、貧血などが原因なので、マッサージをすることで健康的な爪の色を取り戻すことができるそう。爪に縦の筋がでてくるのは、乾燥や加齢などで油分や水分が失われることが原因。
また、日ごろから爪を傷めないように気をつけることも大切。パソコンは爪でたたくのではなく、なるべく指先でソフトに。シールを爪で剥がさない、など。たとえば、赤いマニキュアを塗って生活してみると、剥げ具合で自分が爪をどのように扱っているかが分かるので試してみては。
血行や艶、丈夫な爪のために、ビタミンEやビタミンB群、カルシウムなどの栄養素を摂ることも必要だそう。爪を大切に扱おうとすると、自然と手の使い方が優雅になるので、女性として美しい所作も身につくはず、というお話でした。
肌や髪と同じように、美しい爪をつくる大切なお手入れ。さらに、冷えがちな手先を温めて、必要な栄養分をしっかり摂る生活もこころがけ、指先美人を目指したいですね。
*爪のお手入れセットは、全国の中川政七商店ブランドの直営店で販売中。
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