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はじめての地で遠い記憶に思いを馳せる【弾丸・熊野旅行2日目】
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はじめての地で遠い記憶に思いを馳せる【弾丸・熊野旅行2日目】

2016-12-22 22:30
    花金の夜行バスからはじまった熊野三社への旅2日目は世界遺産の地、那須山からはじまります。

    「おはようございます! 」
    焼き魚と味噌汁の匂いで目が覚めました。朝ごはんでしっかりと腹ごしらえをして出発!

    今日は、『語り部と歩く世界遺産の地 那智山周遊サンデーウォーク』。予約なしで参加できます。八咫烏とサッカーのエンブレム、多言語を解した南方熊楠、今日のガイドさんも知識が豊富です。

    踏みしめる石畳、一番古いものは鎌倉時代のものだそう。「そんな時代からたくさんの人達が踏みしめてきた道なのよ」という説明に続いて 「古い石畳はツルツルだから、滑らないように気をつけて! 」と手を貸してくれます。歩き慣れていないからとてもありがたい。
    振り返ると、「ザ。熊野」な道が開けていて、"いにしえ"という言葉がしっくりくる光景です。しとしと降る雨のお陰で鼻から吸う空気がひんやりします。

    大門坂には標石があり距離の目安となっています(一町=約109メートル)。入り口の夫婦杉から全部で六町=約645メートル歩くことになります。「もういっちょう! 」を合い言葉にガイドさんが活を入れてくれます。時折、空を見上げると 高い、高い 杉の木の間から雲った空が見えます。

    坂を上りきってお寺と神社に参拝。滝口に行く前にガイドさんおすすめの「那智黒ソフト」で糖分補給。やさしい甘さが喉をするすると通っていきます。あっという間に完食、ごちそうさまでした。

    語り部ツアーのおすすめポイントのひとつは、ペース配分をおまかせできることです。 歩くことに集中して頭の中がスッキリしてきます。ポイントごとに聞く歴史や神話のひとつひとつに「へぇぇ」と驚くことばかり、知らないことを知るって気持ちいい。

    少しずつ滝の水音が近づいてきます。
    「昨日降った雨のおかげでちょうどいい水量」なんだそう。溢れ出る飛沫で濡れたってへっちゃら、心地よい。

    ああ、もうちょっとだけここにいたいな。

    弾丸・熊野旅1日目へ>>

    語り部と歩く世界遺産の地 那智山周遊サンデーウォーク

    実施日:毎週日曜日

    集合場所・時間:大門坂駐車場 8:50(出発9:00)

    解散場所・時間:那智の滝 11:30頃

    歩行距離:約2km(高低差約250m)

    参加費:中学生以上 1,000円、小学生500円、小学生未満無料(記念品付)

    コース:大門坂駐車場(集合)...熊野古道・大門坂...熊野那智大社......那智山青岸渡寺...那智の滝(解散)

    主催:那智勝浦町観光協会

    TEL:0735-52-5311(8:30~18:00)

    共催:熊野・那智ガイドの会

    那智黒ソフト(黒飴ソフトクリーム)

    値段:300円

    場所:那智山観光センター

    電話:0735-55-0637

    営業時間:午前8:30~午後4:30まで(年中無休)

    那智勝浦町観光協会

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/12/059214kumano2.html
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