こんな時は、心理学を取り入れながら、無理せず「新しい自分」を見つけてみると効果的です。今日は、さらにすてきなあなたになるための3つのステップをお伝えさせていただきますね。
ライトさを取り入れて!軽やかに「女」を演じるまず、多くの人が苦手とするのが、「違う自分に慣れる」こと。たとえば、真面目に生きている人は、「あんなぶりっこして......」と、要領よく生きている人が苦手になってしまうかもしれません。その反対に、緩やかに穏やかに生きている人は、バリバリ風を切って働いている人が少し怖いかもしれません。このように、人は自分が持たない資質に関して、苦手意識を抱く傾向が高いのです。
しかし、こうした苦手を苦手として終わらせず、「軽く数分だけ演じて」取り入れてみてください。たとえば、たったひとこと、「ありがとう!」とにっこり笑って首をかしげ、御礼を言うだけでもいいのです。背筋を伸ばし、パンツルックで颯爽と歩く......だけでもいいのです。
こうして苦手意識を抱いていることを、気軽に取り入れていく。こうすることで、「あれ、自分にもこんなことできるんだ!」と、脳に新しい回路が作られるんですね。すると、普段のあなたも魅力的、プラス、新しい魅力のあなたを作り上げることができます。
「好き」で相手を魅了する。日常に愛のエッセンスを加えてついつい真面目になってしまうと、一番大切なのに忘れがちなのが「好き」ということ。自分の役割、やらなければならないことが優先順位で上になってしまうと、タスクや効果ばかりで「好き」を忘れることが多いのです。こんなときは、あえて、そのうえに「好き」を乗せてみましょう。
この仕事をこうするのが好き!
このデザインが好き!
こういう接し方が好き!
あなたが好き!
ほんの少しのエッセンスですが、好きを取り戻すことで、ただのタスクに「あなたらしさ」が加わり、さらに、あなたの好きでかかわる人も魅了されるようになるのです。個性は最大の輝き。新しい躍動的なあなたらしさが加わります。
仮想人格で、新しい環境に飛び込んで!
そして最後に、こうした新しい人格を作り上げたうえで、さらに、「今まで見たことがなかった素敵な私だったら、どんな人生を作り上げたい?」と自問してみましょう。もっと女性らしく、もっと人を魅了できる、魅力的なあなたであったら......もしかしたら、もっともっと外に出て人と会いたいかもしれませんし、美術館などで芸術性を深めたいかもしれません。こうして自分のやりたいこと、してみたいことを想定したら、「その場所にあった自分の人格」を作り上げてみます。
人格を作るって難しいように思えますが、実は簡単!「普段の私」ではなく、「その場の私」を作り上げればいいんですね。たとえば、夜、おしゃれなバーに行く......そんなときは、普段よりももっとドレッシーで、髪をかきあげ、しなやかなあなたかもしれません。新しいスポーツのコミュニティに入ったら、快活で明るく、いっつもニコニコしているスポーティなあなたかもしれません。このように、場所にあわせて私を作る。そして、そこで人とかかわることで、「新しい自分で新しい人間関係を創る」ことが簡単にできます。
人生を変えるって、実は難しいようでとても簡単なこと。こうしてポイントを押さえて、今日、もっともっと魅力的なあなたを見つけてみてくださいね!
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