それなら早めに手を打ってリセットしてしまいましょう。今回は、オーソモレキュラー(栄養療法)の知恵を応用した、お正月太り解消のコツについて3つ取り上げてみたいと思います。
01.糖質オフ(制限)をしっかり目に行う1つ目は、食事を糖質オフモードにすること。どのぐらいのレベルでオフにするかというと、たとえば私の場合、小さめ1個までならOKにしていたスイーツもこの期間中はストップする、といった具合です。
・ご飯、パン、麺類。食べるなら白米でなく雑穀、うどんではなくそばを少量
・皮のついた餃子やシュウマイ、衣のついた揚げ物
・甘辛い味つけの料理、イモ類、マカロニを使った料理
・オレンジジュースなど甘いドリンク類
も控えめを心がけます。
02.代謝をうながすため、肉魚卵は食べる2つ目は、お腹がすいたら肉や魚、卵などをプラスすること。タンパク質が多いうえ、代謝にかかわるビタミンB群や鉄などもしっかりとることができます。牛の赤身を選べば、脂肪燃焼を促すカルニチンも含まれます。もちろん、野菜や海藻類でビタミンや食物繊維をプラスするのも忘れずに。
私の場合、たとえばランチはゆで野菜やあえもの数種に焼き魚や炒め物、卵焼き、食べたいときは最後に玄米を一口、といった具合。夜は、お腹がすいているときはステーキにたっぷりの葉野菜を添えたり、作るのが面倒なときは味噌汁に納豆を入れて納豆汁にしたり、お刺身を入れたり。
ちなみに、ここでカロリーのことを考えてガマンしすぎると、反動でお菓子に手が伸びてしまうことも......。のりやチーズをおやつ代わりにしたり、冷蔵庫にはつねに卵をスタンバイしておきます。
03.毎朝体重をはかるそして最後に、オーソモレキュラーとはちょっと離れますが、意外に力を発揮してくれるなと感じているのが、毎朝体重をはかること。はじめは確かにショックを受けますが、自分の体重を把握していると、目の前にお菓子があっても体重の数字が頭をよぎり「今日はやめておこう」と自然と食指が動かなくなるものです。
こうして体重がリセットするまで"糖質オフモード"を続け、その後は普段のレベルに。再び増えてしまったら切り替え、ウエイトコントロールを行うようにしています。
気づいたときがスタートしどき。お正月の食べ過ぎは早めに手を打ってみてはいかがでしょう。
image via Shutterstock