そこで注目したいのが、カラダの中から健康的になれる納豆と、トレンドのヘルシー食材を組み合わせた料理。管理栄養士であり、節約美容料理研究家でもある金子あきこさんが監修したおすすめレシピをご紹介します。
納豆とヘルシー食材で夏バテ&冷え対策レシピ
金子さんによると、カラダの熱を生み出すのに一番よい食品は炭水化物。しかし炭水化物のみを摂取すると、代謝がうまくいかず、脂肪として蓄えられてしまいます。ヘルシーに炭水化物を摂るためのポイントは、血糖値の上昇を防ぎ、代謝をよくするビタミンやミネラルを多く含む食材を、炭水化物と組み合わせること。
左上から時計回り:アカモク、アーモンドオイル、ソルガムきび、ちぢみこんにゃく今回は老舗の醤油ブランド「鎌田醤油」のだし醤油を使い、納豆と金子さんおすすめのヘルシー食材「アカモク・アーモンドオイル・ちぢみこんにゃく・ソルガムきび」を使った「夏バテ・冷え対策レシピ」を教えていただきました。
1.アカモク&アーモンドオイルを使って……アーモンドナッツオイルアカモク納豆
<材料(2人分)>
納豆 2パック アカモク 1g みょうが 少々 アーモンドオイル 小さじ2 「サラダ醤油」(鎌田醤油) 小さじ2<作り方>
下準備:アカモクを水で指示どおりの時間戻す。
納豆、アカモク、アーモンドオイル、サラダ醤油を加えよく合える。 器に盛り付け、千切りしたみょうがを添える。ポイント
近年スーパーフードと言われ始めたアカモクは、ネバネバ成分と食物繊維、ミネラル類が豊富。美肌づくりやダイエットにおすすめです。アーモンドオイルはコレステロール値低下作用があると言われる上、納豆の口当たりをマイルドにしてくれます。料理する前日の夜にアカモクを戻しておけば朝食にも最適。柚子果汁が入った「サラダ醤油」は、さっぱりとした味でサラダや和え物におすすめです。
2.乾燥ちぢみこんにゃくを使って……ヘルシー納豆キムチ炒め
<材料(2人分)>
納豆 2パック キムチ 100g 乾燥ちぢみこんにゃく 15g 万能葱 少々 オリーブオイル 小さじ1 「だし醤油」(鎌田醤油) 小さじ1<作り方>
下準備:ちぢみこんにゃくを水で指示通りの時間戻す。
中火で熱したフライパンにオリーブオイルとちぢみこんにゃくを入れ軽く炒め、だし醤油を加え汁気がなくなるまで炒める。 火を少し弱め、キムチと納豆を加え炒める。 器に盛り付け粗みじんに切った万能葱をちらす。ポイント
お肉のかわりに噛み応えがあるちぢみこんにゃくを使うことで、脂質が減りヘルシーな一品に。キムチに含まれるカプサイシンは発汗作用をもち、脂肪の燃焼におすすめです。 味のないちぢみこんにゃくに「だし醤油」でしっかり味をつけることで、キムチとの相性もアップします。
3.ソルガムきびを使って……ソルガムきび入り納豆トマトの冷製パスタ
<材料(2人分)>
スパゲティー(乾) 200g ひきわり納豆 2パック ソルガムきび 大さじ2 トマト 1個 青み(パセリなど)※今回はチャービル ☆「だし醤油」(鎌田醤油) 大さじ2 ☆「にんにくだし醤油」(鎌田醤油) 小さじ2<作り方>
下準備:ソルガムきびは水に20分以上浸けておき、沸騰した湯で20分加熱する。
トマトは1cm厚のいちょう切りにする。 ☆のだし醤油とにんにく醤油を合わせる。 ひきわり納豆とソルガムきびを合わせ、2を2/3合わせる。 スパゲティーは指示どおりの時間茹で冷水にとり、水を切ったらオリーブオイルとトマトを合わせる。 器に盛り付け、3をのせ、青みを飾る。残った☆は食べる際に全体に回しかける。ポイント
ソルガムきびは日本人に不足しがちな食物繊維を補うのに効果的。血糖値の上昇抑制や腸内環境をサポートすると言われ、健康や美容に役立ちます。色が白いので、納豆と混ぜれば挽肉に見え、見た目のボリューム感もアップ。食欲が落ちる夏も納豆が炭水化物の消化を助けてくれる、胃腸にやさしいレシピです。
7月10日の“納豆の日”に合わせて作ってみたい、簡単でおいしい納豆レシピ。使い方に迷うヘルシー食材も、納豆と組み合わせれば食卓の定番にできそうです。
[鎌田醤油]