知っておきたいストレスに食べて役立つ栄養
<ストレスに効果的な栄養 >
1. たんぱく質
たんぱく質が筋肉や脳、臓器などのカラダを作る材料であることはよく知られていますが、ほかにも、ストレスに対抗するのに必要なホルモンや神経伝達物質等の材料にもなっていることをご存知ですか?その他、たんぱく質の摂取は神経の働きを改善して精神的な安定に役立つうえに、免疫機能の向上や疲労回復にも効果を期待できます。2. ビタミンB群
ビタミンB群は「疲労回復のビタミン」と言われているほど、疲れている時に必要不可欠なビタミンです。・ビタミンB1 糖質の代謝を促す働きがあります。そのためビタミンB1の不足は、エネルギー不足に繋がるので疲れが生じやすくなってしまいます。
・ビタミンB2 脂質の代謝を促進する働きがあります。ビタミンB2の不足は、ビタミンB1と同様に疲れや倦怠感を招く恐れがあります。
・ビタミンB6 たんぱく質の代謝を促す働きがあります。また、中枢神経の働きを安定させる作用があるため、イライラや不安などを和らげる効果を期待できます。3. ビタミンC
ビタミンCは美容効果のイメージが強いですよね。しかし、美肌を作る以外にもストレスには欠かせない栄養素でもあります。ストレスを感じると、ストレスに対抗するためにホルモンが分泌されますが、このホルモンを作り出す材料となるのがビタミンCなのです。このため、ストレスを感じるとビタミンCが大量に消費されてしまうので積極的な摂取が欠かせません。4. マグネシウム・カルシウム
神経の興奮を落ち着かせる働きがあるので、イライラする気持ちを和らげる効果があると言われています。しかし、カルシウムはストレスを受けることによって、吸収率が下がってしまうので意識して摂取するようにしましょう。5. ビタミンA
ストレス反応の1つに、免疫力の低下があります。ビタミンAは、粘膜や皮膚を強化し、また免疫力向上の効果が期待できますよ。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、調理をする際は油と一緒に組み合わせることでビタミンの吸収率が高まります。(「Diet Plus」から引用)
話題の食材だから、となんとなくすすめられるものを食べてしまいがちですが、この5つの栄養を意識してとることでストレスに負けない安定した心と身体を手に入れていきたいもの。
「Diet Plus」で食材としてすすめられているのは納豆や豆腐などの「大豆製品」やバナナ、ヨーグルトや牛乳などの「乳製品」。どれもいつでも手に入れやすく、毎日続けて食べることができそうなものばかりです。アレンジの幅も広いので飽きることなくとりいれていけそう。
おいしく食べて疲れた心と身体をリセット! スッキリした気持ちで毎日を過ごしていきたいですね。