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オーガニックコットンが増えますように......想いが込もったTシャツを着たい!
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オーガニックコットンが増えますように......想いが込もったTシャツを着たい!

2013-04-02 23:02
    日比野克彦氏デザイン

    オーガニックコットンという言葉を耳にする機会が増えましたが、これが大変貴重なものだということを知りました。


    アーティストが想いを込めてデザインしたTシャツ

    オーガニックコットンの生産量は、世界の原綿生産量の約1%。そこで、この地球にやさしい価値あるコットンをせめて生産量10%にまで増やしたい、と考えるアーティストたちが、ボランティアで「アーティストTシャツ」を製作しました。

    それが今回開かれる「100ARTIST T-SHIRTS展」(4月3日〜5月10日開催)です。この展示会では、様々な分野で活躍する人たちが、100%オーガニックコットンでできたTシャツに、オリジナルのイラストを描いています。

    (左上から時計回り:合田経郎氏・千住博氏・アリカワコウヘイ!氏・秋野暢子氏)

    テレビや絵本で活躍するアニメーション作家・合田経郎氏は、森で育った狼とぬいぐるみのハーフという「ヴォルク」のイラストがプリントされたTシャツ。歯を出して笑っているような「ヴォルグ」はとってもキュート! また、日本画家として有名な千住博氏は、郊外に姿をあらわす鹿のイラスト、ほかにも、アリカワコウヘイ!氏による「HAPPY PORTRAIT」、女優・秋野暢子さんによるカラフルで元気溢れるイラストなど、どのアーティストも、自然をキーワードに遊び心あふれる世界観をTシャツの上に表現しています。

    これらTシャツの売上金の一部は、地球保全に役立つオーガニック・コットンの啓蒙普及活動のために寄付されるのだそう。


    オーガニックな映画上映やトークショーも開催

    Tシャツ展示の他にも、4月13日(土)には、環境映画として「モンサントの不自然な食べ物」という映画が上映されます。これは、農業大国のフランスでは、すでに150万人の人が観ているそうで、ヨーロッパ各国のGMO(遺伝子組み換え作物)政策にも大きな影響を与えたドキュメンタリー映画。「農業」や「食」、「経済」のグローバル化とともに、GMOと呼ばれ、ジャガイモや大豆、トマトやコーンなどが「不自然な食べ物」となってしまっている現状を知ることができます。それが人体に与える影響について考える機会をくれ、「食選び=生き方選び」だということを認識させてくれる映画です。

    その他にも、「あなたにとってのソーシャルアクション」をテーマに、4人のアーティストがトークを繰り広げる「アーティストトークショー」、オーガニックコットンについて知ることができる「オーガニックコットンセミナー」なども開催される予定です。

    ところでこのアーティストTシャツ、1995年から毎年数名のイラストを集め続け、今年で100名に数が達したという、歳月をかけたプロジェクトになっています。かわいいイラストを堪能しつつ、地球にやさしいことも考えられたら良いな、と思います。

    100 ARTISTS T-SHIRTS 展 & 参加アーティストによる作品展
    日程:2013年4月3日~5月10日 ※日曜、月曜、祝日は休み
    会場: 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)国連大学1F 多目的スペース
    住所:渋谷区神宮前5-53-70
    下記のイベントは、事前予約が必要です。
    ◎「モンサントの不自然な食べもの」上映
    日時:4月13日(土) 13時45分〜15時35分
    会費:1,000円

    ◎アーティストトークショー "あなたにとってのソーシャルアクション"
    日時:4月6日(土)14時〜16時
    会費:無料

    ◎オーガニックコットンセミナー
    日時:4月13日(土)13時〜13時30分
    会費:無料

    ※イベント詳細はこちら>>
    ※予約方法:参加イベント名・お名前・連絡先・人数を明記のうえ、事務局までメールでお申し込みください。メールアドレスはこちら>>office@joca.gr.jp


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    (下野真緒)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/04/028791100_20.html
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