花王が独自に実施した、20~40代の女性を対象にした髪の悩みに関する調査によると、4人に1人もの人が、相反する症状にも思われる「乾燥」と「ベタつき」を同時に感じているそう。
Q「頭皮のベタつき」と「髪のパサつきor髪の乾燥」の両方が気になりますか? (2019年花王調べ/N=369)あなたは混合頭髪? セルフチェック
☐ パサつきが気になって、ヘアオイルをつけすぎてしまうことがある
☐ 朝はきれいに仕上がっても、夕方にはベタつきが気になってくる
☐ ヘアケア剤をつけすぎてシャンプーの泡立ちが悪いと感じるときがある
☐ しっとりとサラサラ、どちらのシャンプー&トリートメントが自分に合うのかがわからない
当てはまる項目がある場合は混合頭髪かもしれません。
髪を洗うときの姿勢も原因のひとつ
混合頭髪という悩みに着目したヘアケアブランド「ピュアン」を発表した花王の担当者は、原因と対策を次のように話します。
「髪を洗うとき、シャワーに向かって上向きのままの姿勢で洗っている人は特に注意が必要です。 後頭部や襟足からシャワーをかけて洗う下向き洗いに比べ、上向き洗いはヘアケア剤や皮脂汚れなどの洗い残しが起こりやすいと言えます」
N=13パサつき、ベタつきが気になる場合は、頭皮の汚れをまずはしっかりと落とし、その次にうるおいを与えることが必要です。 毎日のシャンプーの際に、次に紹介するようなちょっとしたポイントを意識するだけで、乾燥やベタつきの原因となる汚れをしっかり落とすことができます。また、そうすることで次に使うトリートメントがなじみやすくなります」
【洗い方のポイント】
ポイント1:シャンプー前にブラッシングを行い、髪の絡まりをほぐす。
ポイント2 :根元から毛先までしっかりと濡らし、シャンプーが泡立ちやすい、汚れが落ちやすい状況を作る。
ポイント3:シャンプーは頭頂部、こめかみ、襟足の3カ所の根元につけ、しっかり泡立てて洗う。毛先は手でとかすだけで汚れが落ちるので、ゴシゴシと力を入れて洗わない。
ポイント4:こめかみ、襟足は洗い残しが多い部分。これを意識してしっかりと洗う。
ヘアトリートメントと皮脂が混ざった汚れが溜まる!
蓄積汚れがある髪は、髪自体に汚れがついて、キューティクルが見えにくい状態に。さらには大きな汚れの塊が見られる。さらに、ヘアアイロンを使うことで髪の傷みが気になり、ダメージケアの意識からトリートメントやスタイリング剤をつけすぎてしまうという傾向も。それが、根元のベタつきの原因となる蓄積汚れを生んでいることも。
毎日のシャンプーを見直し、蓄積汚れをしっかり落として、根元から毛先まで、さらりと気持ちのよい潤った髪をめざしましょう。
正しい洗い方、とかし方で美髪に
[ピュアン]
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