眠れない……悩みとはさようなら。薬に頼らず、サプリで深い眠りを実現

悩み事があったり、明日のことを考えるとなかなか眠れない……なんてことはありませんか？


質の良い睡眠は、疲労を回復させるだけではなく、脳への記憶の整理や定着を助け、仕事や勉強、スポーツなどのパフォーマンス向上にとって欠かせないものです。効率的に仕事が出来るようになれば、そのスキルが記憶としてさらに定着されて仕事力がアップするというわけです。

味の素社のアンケートによると、あのロンドンオリンピックの日本代表選手たちも、夜だけでなく昼寝もとっている選手がほとんどで、トータルの平均睡眠時間は、7時間59分だったのだそう。これに対し、東京のビジネスパーソンは、トータルの平均が5時間59分とのことです。

■質の良い睡眠とは？
ここでいう質の良い睡眠というのは、ノンレム睡眠（体で憶えた記憶）、レム睡眠（知識や感覚記憶を再現し理解する）が一晩に３〜５回繰り返され、脳の記憶がきちんと整理されること。コンピューターに例えると、経験や学習した情報がたくさんのファイルとしてデスクトップに並べられたままだと、どのファイルか探せなくなってしまいます。そこで、睡眠は、必要なファイルを階層化したフォルダに保存して、必要な時に情報を引き出しやすいようにしてくれる、という働きを持っているのです。

■深い眠りにさせてくれる物質
そこで、質の良い睡眠をとるために注目されているのが、体内に多く存在している「アミノ酸グリシン」という物質。これは、たんぱく質を形づくったり、運動や感覚、呼吸などの身体機能をも担います。また、深い眠りのためには深部体温が下がると良いとされていますが、グリシンはこれを促し、自然に深い眠りへと導いてくれるのです。ほかにも、就寝前にグリシンを摂取することで、寝付きが良くなった、疲労感が軽減した、作業効率がアップしたという実験効果も得られているのだとか。


寝付きが悪く仕事の効率がイマイチ、と悩んでいる人は、睡眠改善の一環として、グリシンを摂取してみるのも手かもしれませんね。

［味の素KK 睡眠とアミノ酸］
photo by Thinkstock／Getty Images
text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト／エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。

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