吹き出物ができたり、顔色がくすんでいたり......。顔の肌の少しのトラブルで気持ちまで沈んでしまうことがあります。
そんな肌トラブルの症状によってNGな生活習慣がわかる、ということが「40代」を生きる女性向けのサイト「カフェグローブ」で紹介されています。こちらは、イギリスの情報サイト「Mail Online」の記事によるもの。自分の肌トラブルと照らし合わせて、原因と対策がわかります。
◆吹き出物は乳製品と高タンパク質の食生活によるもの
ストレスや生活習慣によって出来る吹き出物。実はそれだけではなく、乳製品や高タンパク質などの食生活も大きく関係しているのだそう。牛乳などの乳製品に含まれるインスリン様成長因子の合成物が、吹き出物を深刻化させてしまうのです。また、プロテインに含まれるアミノ酸が吹き出物の原因となるテストステロンというホルモンを増長させてしまいます。吹き出物にお悩みの方は、皮脂をコントロールしてくれるオメガ3と新鮮な野菜とフルーツを摂るようにしましょう。
◆むくみ・たるみ顔はアルコールの摂取が原因
むくんでたるんだ顔は、アルコール摂取とエクササイズ不足が原因。アルコールを飲むと、コルチゾールというホルモンが顔周りの脂肪を増やすだけでなく、頬周りの水分を保持させるために「ぷっくりふくらんだ」顔つきにしてしまうそう。またアルコールの半分は糖分でできているため、糖化が進むとともにエイジングも進んでしまいます。
◆顔色が青ざめるのは野菜不足&運動不足
青ざめた顔色は野菜不足、肥満傾向のサイン。3食きちんとフルーツや野菜を摂ることは、肌に自然なツヤをもたらしてくれます。そのため、フルーツや野菜の栄養不足が足りないと不健康な青ざめた顔に。また、運動をきちんと行い血液に酸素が十分に含まれていると、頬に自然な血色がうまれるので、運動不足になってしまうと蒼白な顔色になってしまいます。
◆赤ら顔はカフェインの摂り過ぎ&日照不足
反対に赤い顔色はカフェインの摂り過ぎ、日照不足が原因。カフェインを摂り過ぎると体内の水分が不足するため、肌が乾燥し赤くなっていくのです。また、肌の生まれ変わりを促進するビタミンDは日光を浴びたときに作り出されます。そのため、日照不足でビタミンDが低水準になるとカサカサの赤い肌になってしまいます。
◆ゲッソリ頬はダイエットの繰り返しすぎ
頬だけゲッソリしてしまう顔は、過度なエクササイズやダイエットの繰り返しが原因。心拍数を上げる心血管エクササイズは健康にも身体にも良いものですが、長く続けると筋肉が酸素を欲するため顔から血液が奪われ、その結果、頬の脂肪が落ちてしまうことに。これを防ぐにはヨガやウェイトトレーニングなど様々な運動を合わせて行うのが◎。さらに何度も痩せたり太ったりを繰り返していると、肌が伸縮し続け、しまいにはハリが失われるためゲッソリした顔つきになってしまいます。
スキンケアだけでなく、体全体のバランスの乱れが肌トラブルの原因。顔からわかるサインで、生活習慣を見直す必要がありあそうです。
photo by Thinkstock/Getty Images
(マイロハス編集部/篠田)