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10年〜15年もすると、家族のように共に過ごし、愛着のあった犬や猫が急に姿を消してしまうのは避けられない出来事です。フランスでも、日本と同様ペットの所有率は高く、その「喪失」にとまどうのは皆同じ。
そこで、フランス人デザイナー「Hurluberlu」が、新しいペットの弔い方を提案しました。
新発想! ペットのお花が咲く棺
それは、生分解性の特性を生かし、張り子構造のペーパーバックにペットを入れて蓋を閉め、その上部の空洞にお気に入りの種を植えられるペット棺。
これを庭などの奥深くへ埋めれば、ペットの面影がある花や木となって蘇る日がくるというものです。悲しい別れにも、ちょっと素敵な余韻を残してくれます。
もうそこにいないという事実は飼い主にとっては受け入れがたいもの。この悩みを少しでも和らげ、ペットへのオマージュを込めて開発された、100%エコロジーなペーパー棺。この商品を知ったフランスの86%の人が、素晴らしいアイデアだとしています。
中には葬儀を開き、犬猫用の棺に入れて弔うなど、やり方は人それぞれですが、ペットが、たったひとつの花や木となって毎年咲く姿を見られるのも素敵ですね。
[Des cercueils écologiques pour un bel hommage aux animaux de compagnie]
photo by Thinkstock/Getty Images
(下野真緒)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/06/030575hurluberlu.html