アフリカの大地を1000年以上にわたって見つめてきた、世界で最も大きな樹木「バオバブ」。
天地がさかさまに見える姿から別名「アップサイドダウンツリー」とも呼ばれ、地元住民には聖霊が宿る木として古来より信仰されているバオバブですが、実は美容にうれしい秘められたパワーが宿っていることで、最近話題になっています。
バオバブについての専門サイト「バオバブ博士」によると、
バオバブの実には、抗酸化物質であるポリフェノールやビタミンC が豊富に含まれていて、含有されているビタミンC は、オレンジの約6倍といわれています。
とのこと。抗酸化とは、体の中が錆つかないようにすること。ソバカスやシミの原因となるメラニンの生成を抑えたり、ハリや弾力のもととなるコラーゲンの生成を促したりする効果があるそうです。
バオバブの実そのものはなかなか日本で手に入りませんが、バオバブのシードオイルは、コスメとしてさまざまな商品に配合されはじめています。
左:BOTANY スキンセラピー・右:ミスイブ スーパーリフトオイル
・BOTANY スキンセラピー(12ml 5,250円)
アフリカの大地で力強く生きる植物の生命力に着目したオーガニックコスメ。
厳しいサバンナの環境から肌や髪を守り、乾燥した肌をケアするとして伝統的に用いられてきたバオバブのシードオイルを配合。・ミスイブ スーパーリフトオイル(30ml 2,625円)
肌をやわらかくし、ハリや弾力がアップするといわれるバオバブのシードオイルを配合。
オイリーなテスクチャーでありながら、顔に乗せた時にテカる感じがしないので、メイクの前にも使えます。良質なルームアロマのような香りは、心のケアにもひと役かってくれそうです。使い続けると、確かに頬のあたりがやわらかく、もっちりとなった感じがします。
過酷な条件下のもとで逞しく育ったバオバブの美容パワーは、恵まれた環境に生きる私たちの肌に、力強いエナジーチャージをしてくれそうです。
photo by Thinkstock/Getty Images
(Ricky)