水を飲む猫。
一日24時間あるなか、朝も昼も夜も、まるで眠るために生きているかのように23時間は眠っています。残りの1時間で、気まぐれに起きてカリカリとドライフードを食べ、ぱちゃぱちゃ水を飲み、ガガガと爪をとぐ。
猫のカリカリごはんは、ビスケット瓶に。
昔はよく布団の上でふみふみと足踏みのような行動が見られましが、今はしっぽをちゅうちゅう、体をぺろぺろ舐めているときがなにより幸せそう。そうしてときどき、毛玉をごごっと吐き出します。毛づくろいの習性がある猫は、舌で体をキレイに掃除しながら抜け毛を飲み込んでしまうため、体内で塊となった毛を吐き出すのは正常な反応。
猫のいる家庭ではおなじみの光景ですが、毎回なんとも苦しそう。限りある天寿をできるだけストレスなく全うしてほしいと、猫や犬が食事をするのに必要以上にかがまなくていい分、体への負担を軽減できる台座の付いたペット用フードボウルを導入することに。
猫だけでなく犬のフードボウルにもなるClsssy Bowl。
猫の慢性的な嘔吐を防ぐためカナダで考案された「Clsssy Bowl」は皿が高い位置にあるだけでなく、ペットも人も使いやすいように設計されています。ずっしり安定感があって倒れにくかったり、皿のふちに傾斜を持たせ猫のひげが器にあたらないように工夫されていたり。
ポーランドにある陶器の町・ボレスワヴィエツで、職人がひとつずつ伝統的な絵柄を手描きで絵付けしているので、見た目の美しさもひとしお。絵柄も色もとりどりあって、選ぶときは随分と迷いました。この高さのある皿に変えてから、吐き戻しの回数が減り、これまで以上にすやすやぴーぴー、寝息をたてて満足そうに眠っています。
ちなみにこのClsssy Bowl、大阪・北浜の猫雑貨の店「La Maison du Chat Noir」で実物を見て、後日、人と猫が快適に暮らすための雑貨を扱うweb shop「necoto」で購入。猫のための雑貨も、猫がデザインモチーフの雑貨も、まだまだどんどん増えていきそうです。
猫のごはん皿。こちらも台座付きのフードボウルに買い替え予定。
猫のカリカリに似せた、その名も「kali kali」というクッキーをいただきました。
classy bowl:4,800円(税込)〜
(甲斐みのり)