「冬季うつ」の予防にも◎寒い朝もスッキリ目覚める裏ワザ

冬の朝って、どうにも起きるのが辛いもの。寒くて布団からなかなか出られないのもありますが、カーテンを開けても朝日が入ってこないので起きるためのスイッチが入りにくいです。

冬に元気がなくなる「冬季うつ」に注意！

それもそのはず、冬に寝坊がちになるのは日照時間が影響しているんです。実は、日本に比べて日照時間の短い北欧では、この時期に気分が優れない人が多く「冬季うつ」と呼ばれるほど。ただ朝起きるのがつらいだけでなく、冬になるとやる気が出なかったり、部屋にこもりがちになってしまうという人は疑ってみてもいいかも。

朝、ライトを浴びるだけでも予防に

「冬季うつ」や冬の朝寝坊の予防に効果的なのが、朝日をきちんと浴びること。とは言え、起きる時間にまだ日が出ていなかったりするものです。そんなときは、ライトの光を浴びるだけでも効果があると言われています。ベッドサイドに強めの光を用意して、目が覚めるまで光を浴びるといいそう。タイマーセットできるものがあるなら、起きたい時間の30分ほど前から照らすようにすると自然に起きられるようになるとか。

昼間に「光浴」をして体内時計をセット

さらに、日中も外にランチに出るなどして「光浴」をすることが大切に。太陽の光を浴びることで体内時計がきちんと調整されます。また、睡眠に関わるホルモンの働きも整うんです。寒いからとオフィスにこもりたくなる気持ちもわかるけれど、外の風に当たることで気分もリフレッシュできるので、少しでも外に出る習慣を。

また、朝快適に目覚めるためには、夜遅くに食べない、適度な運動をするといった睡眠の質を高めることも同時に意識していきたいものです。

[朝時間.jp, eo健康]

photo by Thinkstock／Getty Images

（杉本真奈美）

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