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休憩時間にできるワーク。指3本で目の疲れ解消
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休憩時間にできるワーク。指3本で目の疲れ解消

2014-04-11 13:00

    スマホにPC、画面を見ない時間のほうが少ないくらいの私たちのライフスタイル。目の疲れはたまっていくいっぽうです。そこで目の疲れの解消法として注目されているのが、「ゆるめる」エクササイズ。目をゆるめる? と聞いただけではぴんときませんが、自分でできる簡単な方法を見つけました。

    まぶたの上から眼球に触れるだけ

    解説されているのは『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 』。本書によると、よく聞く「目が疲れる」という表現、実際に疲れているのは眼球ではなく、眼球の奥にある筋肉が疲れているのだそう。画面を長時間見るなど、視野を狭くする生活習慣を続けると、本来自由に動くべき目の筋肉が固まることで疲れてしまう。それをゆるめることで、疲れが取れるというわけです。目をゆるめるワークとしては4種類が紹介されています。

    1. 眼球を感じる

    人差し指、中指、薬指の3本で柔らかく眼球に触れます。眼球の大きさ、形、重さ、質感などを感じること。何もせずに触れているだけで、変化が。

    2. 眼球で呼吸するような意識を持つ

    1を補助するワーク。今現在行っている自然な呼吸に意識を向けて、それが眼球に入ったり抜けたりするようなイメージを持つと、より眼球を感じることができる。

    3. 眼球を動かす

    3本指でまぶたに触れたままで、眼球を上下左右斜めなどいろいろな方向に動かす。実際にその方向を見るような感覚で動かすことが大切。眼球の後ろで筋肉が動くのがわかりやすくなる。

    4. 眼球が眼窩で浮いているのを感じて柔らかく眼球を動かす

    眼窩(眼球が入っている頭蓋骨のくぼみ)を指でなぞってみる。そのうえで、眼球が眼窩で浮いているのを意識する。水に満たされた洞窟(眼窩)の中にゼリーの入った水風船(眼球)が浮いているのをイメージするとやりやすい。

    (『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 』36ページより引用)

    慣れないうちは仰向けになって。1から4を片目につき5~10分くらい。慣れてきたら椅子に座ったまま、壁にもたれかかってやってもよいそうです。

    目をゆるめると、身体の芯までラクになる

    目をゆるめるワークには、首の後ろをゆるめる効果もあるのだそう。 眼球を動かす筋肉と、首の深部筋には解剖学的にも神経学的にもつながりがあるとされています。つまり、頭や首が緊張して疲れる人にも目をゆるめるワークはお勧めということ。さらにいえば、首の深部筋がフリーになることで体の芯の緊張もゆるみ、ラクになるという効果も。これなら忙しくてもちょっとした空き時間に実践できそうです。

    本書には目のほかに、耳や口、鼻をゆるめるワークの方法も。著者の藤本靖さんは、ロルフィングというボディワークのセラピスト。「筋肉や骨を包み込んで身体全体を一つにまとめあげている『筋膜』という組織に働きかけて、重力と調和のとれた身体を目指す」というロルフィングの考え方を実践するワークを多数紹介しています。

    「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 ]

     sunset image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/04/037261rolfing.html
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