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沖縄では2月くらいからトマトの旬が始まります。5月の今は、そんなトマトもそろそろ終わりに近づき、最後を飾るようにどこもかしこも完熟トマトが山のように売られています。とくに今年は豊作なのでしょう、「ソース用だけど、持ってってね」と、袋一杯のトマトを頂きました。皮がいまにもはちきれそう。
沸騰したお湯にさっとくぐらせ皮を湯向きして潰し、トマトピューレにしました。煮沸したビンに詰めて長期保存出来るようにします。でも、ビンごと冷やしてそのまま飲むと・・・それはそれはおいしいトマトジュース。レモン汁とビールで割ったらカクテル、ブラッディ・マリーの出来上がり。冷たいトマトスープ、ガスパチョもピューレがあればすぐに作れます。角切りにしたきゅうり、セロリ、刻んだパセリ。それからオリーヴオイルと塩こしょう。
ほかにも、スライスしたトマトをソーラークッカーでセミドライにしました。ソーラークッカーとは、太陽熱を利用したオーブンです。太陽光が強ければ強いほど温度が上がります。だいたい60~80度くらいで半日ほど置いておくと、ちょうどよい干し具合になります。
ビンに詰めておけば、いつでも濃厚なトマトソースが作れます。でも、味見と称してちょこちょこ食べていると、あっという間になくなってしまうほど甘くて美味。
一足お先に梅雨入りした沖縄の貴重な晴れ間に、こういうものをせっせと作っています。
そしてトマトの酸味は、こんなじめじめした時期、さーっと食卓をさわやかにしてくれます。チャーハンにもトマトを入れたり、トマトと玉子の炒めや、トマトと魚のスープ......。トマトが主役の料理、はたまた出汁代わりと大活躍です。
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/05/038143tomato.html