「TOHOK」は、東北の「想いを伝える贈りもの」を集めたギフトECサイト。ショッピングサイトはたくさんありますが、「TOHOK」は、暮らしと想いのストーリーとを一緒に、東北の作り手のものを贈ることができるサイトです。
ただ商品が並んでいるわけではなく、一つひとつに、作り手の過去の思い出やプロダクトの誕生秘話などが綴られています。作り手の顔や生い立ちまでもがわかるので、距離感がぐっと近づき、会ったこともないのに、まるで昔から知っているような気持ちにもなります。
お米に新しい息吹を!
アイテムは、東北の暮らしの中で長く受け継がれてきたものから、震災後に生まれたものまで。
例えば、「米もろみ粕」を原料に、米、麹、酵母がたっぷりと含まれた自然派洗顔石けん「奥州サボン ーナチュラル―」と、お米のエタノールを使った100%天然由来の消臭スプレー「コメッシュ」。これらは、岩手県奥州市に建つ大きな酒蔵跡で、株式会社ファーメンステーションの酒井里奈さんによって作られています。
お米が消費されず、耕作放棄地の田んぼが増える日本において「お米から広がる可能性がもっとあるはず」と考えた米農家さんが集まり、植物性エタノールの研究を重ねていた酒井さんとともに、お酒をつくる醸造技術にヒントを得てエタノールづくりをスタートさせました。
町民が1年かけて作るほうき
また、岩手県久慈市山形町の人たちが、ほうき草の種を撒いてみんなで育てて作った「みちのく手ぼうき」は、どれも愛情を込めて力いっぱいに糸をひっばり作り上げた様子が伝わってきます。掃除や埃取りなど用途はさまざまで、ずっと使えるそうです。昔から自分たちの手で作り使ってきたということが、何よりもそのよさを物語っています。
イタリア×南会津のアイディアあふれるおもちゃ
福島県南会津郡の5人の木工職人とひとりのデザイナーで立ち上げられた木工玩具ブランド「マストロ・ジェッペット」。イタリアで育ちデザインを学んだ富永周平さんが高い技術を持つ南会津の木工職人さんと一緒になって作り上げるプロダクトは、親子で遊べるものが多く、安全性にもしっかり配慮されているのも嬉しい点です。
もちろん震災復興の支援としても大事ですが、それを抜きにしても改めてその豊かさに驚かされる東北のプロダクト。作り手の思い、職人の技術、昔から変わらない機能性、自然のぬくもりなど。そこに作り手のストーリーがプラスされることで、よりダイレクトに思いが伝わってきます。
すべてギフトラッピングをしてくれるので、大切な人へのプレゼント選びにいかがでしょうか。プレゼントに加えて、自分用にも揃えたいものばかりですよ。
[TOHOK]