「塩ミルク」マッサージは、「ナチュラル」をテーマにアロマセラピーや、ハーブを中心とした手作りコスメの制作、執筆などを行う高村日和さんが提案するマッサージです。「塩ミルク」の材料は、天然塩とスキムミルクだけ。食べられるものを使うので肌に安心なのだそう。
いつものマッサージに「塩ミルク」をプラスするだけで、発汗作用が高まり、代謝アップを目指せます。そんな気になる塩ミルクのレシピはこちら。
「塩ミルク」の作り方
・脚に使う場合
スキムミルク1、天然塩1 以下
いずれもスキムミルクと塩はよくかきまぜます。塩の種類によっては粒が粗いものもあるので、すり鉢などで細かくしてまぜます。
「「塩ミルク」マッサージ―やせる!美脚になる!(マキノ出版)」より引用
マッサージをする際は、スキムミルクを少量の水で溶いて、クリーム状にして使用します。溶く水は、カモミールやローズヒップなどのハーブティーでもOK。香りも楽しめるのだそう。使う材料は身近で、しかも少量でできるのがいいですね。
塩ミルクを使うマッサージにはいろいろなものがありますが、今回は、むくみやすい夏の脚をスラリとさせる美脚マッサージの方法をご紹介。
1. クリーム状にした塩ミルクを手にとり、足裏の土踏まずから親指方向に押し進めて止めます。
2. 足首から膝の裏まで手のひらを密着させるようにしてなで上げます。
3. 膝の下辺りを、指を足先に向けた状態で、両手で包むようにして、両手の親指を重ね、三里のツボ(手で足首をつかみ、親指を外側くるぶしの後ろにあて、骨に沿って、向う脛を押さえながらすり上げていくと、骨のふくらみで指が止まる場所)を5秒くらい押して離します。
※息を止めず、自然な呼吸でマッサージします。方向は下から上へ。マッサージ後は、しっかり洗い流します。1~3の工程を5回繰り返します。
「「塩ミルク」マッサージ―やせる!美脚になる!(マキノ出版)」より引用
肌の弱い人、アレルギーがある人は、事前にパッチテストを行うのがおすすめです。
塩を使ってマッサージをすることで、末梢神経の血流がよくなるので、発汗作用により、美肌に効果的といわれています。発汗はむくみ解消にもなります。むくみやすい夏こそ、実践したいマッサージです。
ただし、マッサージは、やさしく。塩の粒々にスクラブ効果がありますが、角質を取りすぎて、肌を傷めないように気をつけて!
塩ミルクマッサージについては、高村日和さんの著書 『「塩ミルク」マッサージ―やせる!美脚になる!(マキノ出版)』に詳しく紹介されています。
[「塩ミルク」マッサージ―やせる!美脚になる!(マキノ出版)]
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