オリジナルバッグに生まれ変わった、街を彩る広告たち

都会のビル群を彩る巨大広告の数々。貼り出されては捨てられていくそんな広告たちを、世界でたったひとつのオリジナルバッグによみがえらせているのがRemenber Me Green（リメンバー ミー グリーン）です。 巨大広告をバッグによみがえらせたきっかけは

ブランドの創設者であるジリアン・ブラウンの父親は、ニューヨークで巨大広告の作成を手がける会社を運営しているそう。そんな中で次々と消費され捨てられていく、最大約20mにもなる広告の数々を目にする内に、広告に用いられる印象的で革新的なイメージや色彩を再利用出来ないかと思いついたのが同ブランドのスタートのきっかけとなりました。

キャンバス地にプリントされた巨大なイメージは、小さく切り取られてバッグや財布として再利用されます。そのため、広告としてのメッセージ性は失われ、代わりに美しく印象的な配色の布地へと生まれ変わっています。屋外で数日間張り出されるのに耐えうる強度をもった素材はバッグにも最適です。

ほかの業者へ呼びかけ、リサイクル運動も

また同ブランドのサイトでは巨大広告を張り出している業者にもメッセージを投げかけており、ゴミとなる予定の広告を引き取るリサイクル運動を積極的におこなっています。

現在のところ路面店はニューヨーク市内に5店舗あり、オンライン・ショップからも購入が可能です。トートバッグは150〜170ドルから、ジッパー付きの財布は38ドルで展開しています。

[Eco Fashion World]

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