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アメリカでは、社会的なステータスである「大きな家に住んで、良い車に乗って、沢山の物を持つこと」という考え方が変わりつつあり、家の規模も所持する物の量も小型化する人が増えています。
あえて小さな家に住むメリットは?
最近よく聞くのが「タイニー・ハウス・ムーブメント」と言う言葉。「タイニー・ハウス」とは「小さい家」という意味で、ローンを組まず、自分で自分のスタイルに合わせた小さな家を建て、そこに住むという動きです。そんなタイニー・ハウスを取り上げたテレビ番組もあります。
この動きは、アメリカだけではなく、世界中に広がりつつあります。
「タイニー・ハウス・ムーブメント」によるメリットはたくさんあります。いくつか例をあげると、
・何十年も家のローンを払う必要がない
・そのため、老後の貯蓄や旅行など、自分の好きな事に使えるお金が増える
・生活費の心配をする必要が減り、あくせく働く時間が減り、自分のための時間が増える
・家が小さい分エネルギーの消費も減るので、環境にも良く、光熱費も少なくなる(多くのタイニー・ハウスは太陽熱発電やコンポストのトイレを使用するので、光熱費はほとんどかからないケースが多いです)
など。ストレスが多く、経済的にも不安定な社会の中で生まれた「タイニー・ハウス・ムーブメント」。ここから見られるのは、本当の幸せとは、物質的な豊かさではなく、家族と過ごす時間や、自分が本当に好きなことができることではないか、と認識し始めている人が増えている、ということではないかと思います。
hand-hold-house via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/10/041497tiny_house.html