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あまり布が美しくよみがえる。色彩豊かなコレクション
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あまり布が美しくよみがえる。色彩豊かなコレクション

2014-10-16 08:00
    縫製工場で衣服を生産する過程でどうしても避けられないのが、布の裁断後に出る「あまり布」、専門用語では「繊維くず」とも呼ばれています。

    そのような廃棄布を利用し新たに衣服を生み出しているのが、ブラジル、リオデジャネイロを拠点とする女性デザイナーGabriela Mazepa(ガブリエラ・マゼパ)です。

    「あまり布」が美しくよみがえる

    フランスの大学でテキスタイルについて学ぶなかでエシカル・ファッションへの関心を深めていった彼女は、2009年に国際青年ファッション起業家アワード(International Young Fashion Entrepreneur Award)で入賞、その後の縁でスリランカの縫製工場で出される廃棄布をもとにイギリスでコレクションを発表する活動を1年間続けました。

    そんな中で自国ブラジルのファッション業界も成熟しつつあり、エシカル・ファッションを受け入れる土壌が出来あがってきていると感じたため、2012年からブラジルのリオデジャネイロに戻り、デザイナーと同じ名前のブランド「Gabriela Mazepa」をはじめたそうです。

    一般的にファッションブランドはシーズンごとにテーマを決めて定期的にコレクションを発表していきますが、Gabriela Mazepaの場合は手に入った廃棄布をもとに新しいデザインを生みだし形にしていくため、コレクションの発表時期は決まっていません。

    また販売されている衣服もすべてが1点もの。最近では廃棄布だけでなく、思い出のつまった古着を譲り受けて新しい衣服へと作りかえる活動もおこなっています。

    オンラインショップの商品は海外発送もしているので、日本からの購入も可能です。

    Gabriela Mazepa

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/10/041508gabriela_mazepa.html
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