空間・展示デザイン © UMUT works 2013- インターメディアテク2階常設展示風景©インターメディアテク
東京大学が1877(明治10)年の開学以降研究のため収集してきた希少な学術標本が常設展示されており、絶滅した動物の骨格標本、19世紀に制作された巨大ダイヤモンド・コレクションのレプリカ、ガラス瓶にアルコール漬けされた植物標本などがあり、天井が高く広びろとしたアカデミックな空間はまるでハリー・ポッターの魔法学校に迷いこんだよう。
貴重ではあっても顧みられていなかった学術資料をただ陳列するのではなく、現代のデザイン技術でアップサイクルし、非日常空間で「魅せる」最先端の博物館といえそうです。
常設展示の他に、期間限定の特別展示や公開座談会などのイベント、教育プログラムも随時開催されており、東京駅の目の前とアクセスの良さが抜群なので、空き時間にふらりと訪れたり、遠方から東京へ来訪した知人を案内したりするのにおすすめです。
空間・展示デザイン ©UMUT works 2013- IMTブティック ©インターメディアテク
ミュージアムショップ『IMTブティック』ではIMTオリジナル・グッズの他、東京大学が開発した「2000年以上も前の蓮の実の発芽に成功し、その香りを再現した」オードパルファムやハンドクリーム、太陽光にあてることでなんども繰りかえし使用できる脱臭用「光触媒シート」など最先端技術を駆使したオリジナルグッズが手に入ります。
[JPタワー学術文化総合ミュージアム『インターメディアテク』]
住所:東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
休館日:月曜日 ( 月曜日が祝日の場合は翌日休館 )、年末年始、その他館が定める日
開館時間:11:00〜18:00(木・金は20:00まで)入館は閉館時間の30分前まで
*上記時間は変更する場合があります。
couple via Shutterstock