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「1日1個で医者いらず」といわれるリンゴは、冬を代表する日本の果物。マクロビ的な考え方では、食物はその土地の季節のものを食べるのが基本ですから、私たち日本人の体質にも合ったまさに理想的な果物といえるのです。店先に美味しそうなリンゴが山盛り並ぶこの時期は、キッチンにリンゴが欠かせないという人も少なくないはず。
リンゴポリフェノールの働き
生で食べて美味しいリンゴですが、冬はアップルパイやタルトタタンといったリンゴを使ったスイーツも美味しい季節。少量のはちみつと煮てジャムやコンポート仕立てにすれば日持ちもする万能選手です。
リンゴに含まれるリンゴポリフェノールという成分がリンゴを「医者いらず」といわしめる正体。
りんごには「りんごポリフェノール」という成分があり、これはりんごの皮の部分に多く含まれています。
この「りんごポリフェノール」には免疫活性化作用があるので、ウイルスや病原菌を退治しやすくなり、かぜやインフルエンザの予防になります。
(「りんご大学」より引用)
リンゴを食べることで、風邪予防にもつなるというのであれば、積極的に摂らない手はありません。
リンゴ風呂でリンゴの恩恵をよくいわれることですが、リンゴポリフェノールは皮の部分に多く含まれます。リンゴを食べるときはできれば皮ごといただくのが正解。といっても、あまり皮付きリンゴは得意でないという人もいると思います。
その場合は、「リンゴ風呂」にするという手があるそうです。このリンゴ風呂を紹介している「おもいっきりDON!」によると、リンゴに含まれるセラミド成分が、保湿や肌荒れ予防に効果的なので、リンゴ風呂は寒い冬の天然保湿&保温の知恵というわけです。ほのかな甘い匂いにもリラックス気分が高まりますね。
内側から、外側から、リンゴのパワーで美と健康をメンテナンスして、冬こそ気持ちもカラダも活性したいと思います。
apple via Shutterstock
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