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1個売りの卵に見えるこの物体。実はこれ、今ヨーローッパで注目を集めているモノなんです。
忙しい朝、栄養価の高い朝食をとれればベストだけれど、どうにもこうにも時間がない! 結局はパンだけ......なんてこと、よくあります。そんなパンのパートナーといえば、ゆで卵。ただ、ゆで卵を作る余裕はあるはずありません。そんなときに、助かるアイテムが、ロシア語でたまご料理を意味する「Gogol Mogol」(ゴーゴルモーゴル)。
これは、ついているタグを引っ張って2分待つだけで、半熟のとろ〜んとしたゆで卵が完成します。その仕組みは、2層構造になったパッケージの中にスマートマテリアルが入っており、タグを引っ張ると化学反応を引き起こして2分で卵がゆであがるというもの。
デザインスタジオKIANがデザインした「たまごボイル器」は、まだアイデアの段階で発売には至ってないものの、その洗練されたデザインと機能性、実用性から、ヨーロッパで大きな話題となっています。発売前にも関わらず既に名誉あるデザイン賞を受賞しているほど。
パッケージは、卵を入れるカーボンをそのままリサイクルしたエコななアイテム。スーパーで売る時もこのまま売るという、新しいたまご販売の形が実現することになります。
これさえあれば、忙しい朝もたっぷり栄養をとることができます。ちなみに、ヨーロッパでは、半ゆでのトロンとした状態の卵をスプーンでくずしながら食べるのが常。商品化されて使うのが、今から楽しみです!
text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。
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